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2015年3月

松島のかき小屋で食べ放題・まとめ(のようなもの)

ここまでダラダラと書き連ねてきた「松島のかき小屋で食べ放題」シリーズですが、最後にまとめ…というか、何もまとまってはいないんですが(笑)、いくつか気づいたことなど書ききれなかったことを列挙していきます。
松島のかき小屋に行く際のご参考になれば。


牡蠣観音…じゃないよ


上の写真は瑞巌寺の洞窟遺跡群にある牡蠣観音の石仏です。
かきの殻をかたどった光背、かきの殻を一度に素早剥くための持仏とたくさんの腕が特徴です。さすが松島…

・・・

ウソです。

当然ですが、大ウソですので、本気にしないように。こういう冗談、旦那が本気にしちゃうのよね…

ちなみにこれは准胝観音です。腕が沢山あっても千手観音ではありませんのでお間違えなく。あっ、もちろん牡蠣観音でもないですからね!しつこいようですが!


閑話休題、気になったこと、気がついたことですが。

まず事前の準備として

  • 大きなビニール袋を用意する
  • できれば着替えを用意する

のがおススメです。なぜなら、かき小屋で一戦を交える(?)と、体中がものすごく磯臭くなるんです!小屋に臭いが立ち込めるだけでなく、隣の人がとばした汁が、頭からかかったりします…今回実際にそうなりました(苦笑)

ですので、上着などはビニール袋に入れて、汚れと匂いから守ったほうがよさそう。小屋内には上着をかけたりカバンを置いたりする一角もあるのですが、同じ室内(どころかテーブルのすぐそば)ですので臭いは防げません。私は上着もカバンも袋に入れて自分の足元に置いておきました(かごを貸してもらえました)。
そのうえで、上着の中に着る服は着替えを準備し、すぐに出せる状態にして、仙台駅のコインロッカーに入れておきました。これで臭い服で新幹線に乗らずに済みました…といっても、全身が磯臭かったので、気休めかもしれませんが(苦笑)


(追記:仙台駅の大型コインロッカーは、、以前ご紹介した新幹線南改札以外にも、中央口側にもあります。ただ、改札口とコインロッカーが離れているので、荷物が大きい人は南改札近くのコインロッカーのほうが楽かと思います)


同じ理由で、

  • もし一泊二日の旅行なら、初日がいいかも
  • 日帰りでもお風呂セットを持っていくとよさそう

です。体が臭くなった状態で長い帰途をすごすのは、本人も周りもつらいです。よって、かき小屋は初日にして、早めにチェックインしてシャワーを浴びれば(温泉宿ならなおいいですね)、午後少しの間の我慢ですみます。

もし日帰りでも、時間的な余裕と着替え、お風呂セットを持っていれば、松島周辺の日帰り温泉でスッキリしてから帰るのもいいでしょう。(「お風呂に入ってから帰るといいよ」とおばちゃんに言われました!)

(でも食べすぎると、お風呂で溺れるかも…)

※注:すぐそばのリゾートホテルの日帰り入浴は、ホテルでのランチ利用者のみだそうです。そりゃ、かき小屋帰りには絶対無理!ですね。かき小屋客で臭くなるのを避けたのかしら?なんという賢い作戦…)


ただいずれにしても、匂いはつくし汚れるし、ですので

  • 汚れてもいい格好で

というのは鉄則です。ドライクリーニングオンリーなオシャレ服を着ていった日には、泣きを見ますよ!

さらに前編でもあげた通り、小屋はまわりにほとんど何もない場所にあります。でも当日受付の場合、特に土日ははなるべく早くいきたい。さらに、名前を呼ばれたときにそこにいないと順番を飛ばされてしまうというウワサもありますので、できれば小屋周辺に待機しておきたいところです。となると、小屋の前の椅子か待合室になりますが、かきのシーズンはちょっと寒いですよね。

ということで、

  • 防寒の準備
  • ひまつぶしができるもの

が必要かもしれません。


続いて注意事項ですが、かき小屋は基本的に

  • 飲食物の持ち込み禁止

です。千葉の浜焼きでは調味料を持ち込みまくった私ですが、そういうのもダメっぽいです。なので

  • 味付けは小屋で購入するレモンのみ

です。私はそれで問題ないのですが、これ、人によっては…かもしれませんね。(私の旦那はレモンが苦手なので、「それじゃあ俺は無理だ…」と嘆いていました)

また、すでに書いたことですが

  • 予約は前日の午前中までに、電話で受け付け
  • 予約はかき飯、かき汁つきの3,000円コースのみ

です。今回は当日受付の2000円コースにしましたが、個人的にはこちらで十分だったかなと思います。ただ、早くいったり長く待たされたりする覚悟が必要ですし、かきだけではちょっと飽きるかもしれませんね(と、飽きずに食べたくせに言ってみる)。

身軽な一人二人ならともかく、特に大勢で行く場合は、予約したほうがいいかもしれません。

あ、そうそう、これとは逆になりますが、

  • 一人で行くとちょっと浮くかも

というのは否めません(笑) 受付用紙に並んだ名前を見た限り、今回一人で来ていたのは、私の他には男性が一人だけでした。
私は静かなご家族と同じテーブルだったので問題ありませんでしたが、一人で行って、学生5人の騒がしいグループと一緒になったりすると、ちょっと、ねえ。「新幹線でやかましい修学旅行生一行と同じ車両になっちゃった」みたいな居心地の悪さを感じると思います…

でも食べ始めてからはあまり気にならないかもしれませんけどね。


五大堂の赤い橋


そんなところかな?また何か思い出したら足していくことにします。

帰りには松島観光も楽しんでいってくださいね。

写真は五大堂の赤い橋です。
2012年のエントリー「出張帰りに松島へ」もご参考までに。

食べて復興支援、というほど大げさでなくても、旅行の機会があれば、あるいは出張帰りにでも、東北のおいしいものをぜひ楽しんでくださいね!

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蒸しがき最高!焼いても美味!:松島のかき小屋で食べ放題・後編

蒸しがきの山


上の写真で奥に移っているのは、同じテーブルの親子です。箸を伸ばしているのはお母さんですが、かきが大好きなんだそうです。


さて、かきは一気に蒸し焼きで!の続きです。

いよいよ食べ放題開始!

蒸しあがったかきは、まず、火が通って口が開いたものを選んで食べていきます。これを剥くのは楽勝!ささっと殻を開けると、


ホカホカのかき


わあ、ホカホカ~!湯気が立っているの、わかります?

小ぶりのかきでしたが、食べてみると、もううんまいの!生臭さやエグみはなくて、プリプリでやわらかくジューシーな中に、かきのうまみが閉じ込められているみたいな。


さあ、次々いきますよ!


ぷっくり


わー、これはぷっくりしてカワイイ。こうして写真をみると、かきの形って色々なんですね。食べているときは夢中であまり気にしていなかったんですが(笑)
 

かきの殻の開けかたは、蒸し待ちの間におばちゃんにレクチャーしてもらったので、昭和記念公園の時よりもだいぶスピードアップしました。口が閉まっているものも、火が通っていそうなら、どんどんこじ開けていきます。

かきを鉄板からとって、剥いて、食べて、とって、剥いて、食べて…


穴が開いちゃった


あ、穴が開いちゃった!でも味は変わらないので気にしない(笑)


ただし、気にしなければならないのは火の通り具合です。

かき小屋のかきは加熱用なので、半生で食べてはいけません。殻を開いた時に生っぽい場合、殻から出して、あるいは殻ごと、もう一度鉄板に戻して焼きなおします。


鉄板の隅で焼き直し


この、殻から出して直接鉄板で焼いたかきもまた、香ばしくておいしいですよ!


さて、蒸しかきが減ってくると、おっちゃんがスコップでかきを鉄板の真ん中に補充してくれます。火が入ったものは鉄板の縁側によせ、真ん中はじっくり火を通すというわけです。

ここではもう蓋はしないので、蒸しがきではなく焼きがきになります。


大きい焼きがき


仙台で食べたときにはあまり違いがわかりませんでしたが、蒸しがきはやわらかくジューシー、焼きがきは味が濃縮されたような感じ、かな?

ホカホカの蒸しがきがたくさん食べたい人は、スタートダッシュが必要かもしれません(笑) でも焼きがきも十分おいしいですけどね!


といっても。

かきだけを食べ続けていると、さすがに飽きが来ます。私の場合、20個を過ぎたあたりで突如、がくっとペースダウンしてしまいました。

そんなタイミングで、いよいよ準備していたレモンの登場です!


かきとレモン


(ちなみに上の写真のかきは火の通りが不十分です。この状態では食べちゃダメですよ!)

前にも書いた通り、私は普段は何もつけずに食べるのが好きなのですが、今回は別。小屋で用意された切込み入りのレモンをかきにチュッとしぼります。

すると、

おおおっ!さっぱりさわやかで、おいしい!


これでまた息を吹き返し(え?)、

かきを鉄板からとって、剥いて、食べて、とって、剥いて、食べて…


でも、食べ始めて20分くらい(早っ!)で、すでにお腹にかなりの重量感が。

う、そろそろ限界かな…

ところが私のお腹とは関係なく、親切なおばちゃんたち(途中から助っ人のおばちゃんも入りました)が、なぜか私のためにで、せっせと殻をむいてくれます。他の人にも適当に分配しているようですが、明らかに私にくれる数が多い…東京から一人で食べ放題にきた女ってことで、同情されたのかしら(苦笑)

うわーん、断れない、これじゃあわんこかき状態だ!


そして最終的に。

私が食べたのは35個。(数えながら食べた 笑)
おばちゃんによれば、今年は大粒なので、女性で35個はなかなか、とのことでした(笑)


一人終了宣言(というか、おばちゃんに「もうお腹いっぱいです!」とギブ)をし、記念に鉄板を一枚。


Kaki_4_08


どうですか、上の写真。
なんだかすごい惨状。いったい何の戦の跡ですか。兵どもが夢の跡ですか。

でも同じテーブルの人たちはこの後も、缶チューハイなどを飲みつつのんびり食べ続けていました。

うーん。私はペース配分ができていなかった。まだまだ修行が足りませんね… でもジューシーな蒸しがきの間にたくさん食べられたから、それでもいいかな?

それに、35個は食べたわけですから、これが一つ350円だとすると、40分食べ放題2,000円で12,250円分食べたことになるんですよ!もちろんそんな単純計算はできませんけど、実際、「元を取った」なんて考えもしないくらいの満足感です。元どころじゃない。量だけの満足感ではなく、味もおいしいんですからね!


青い海で目の保養


ということで。私の「松島のかき小屋」初戦、こうして終了いたしました。

今回の反省を生かし、来シーズンまた挑戦したいと思います!

あ、写真はおまけで、松島の海です。今回写真が全部グレーでちょっとアレだったので(笑)


で、かき小屋シリーズ、これで終わりじゃないですよ!次回はかき小屋のまとめをさくっとしたいと思います!

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かきは一気に蒸し焼きで!:松島のかき小屋で食べ放題・中編

かき小屋の待合室。こちらもプレハブ


いざ松島の「かき小屋」へ!の続きです。

受付の時、かき小屋のおっちゃんに「名前を書いたら、5分前に戻ってくればいいよ」といわれ、小さな漁港をぶらぶら散歩したのですが、さほど時間が潰せるわけでもなく。かき小屋に戻ってきたものの、まだまだ時間はあります。

小屋前に並べられた椅子にただ座ってまっているのは、いくらお天気がいいとはいっても、まだちょっと寒いし…

ということで、小屋の向かいにある待合室(という名のプレハブ・上の写真)で、持ってきた本を読みつつ休憩することにしました。

でも、予約の人も当日受付の人も、待合室には一人もいない。

実は、かき小屋からほど近い(どころかすぐそこに見える)リゾートホテルに、足湯があるんです。どうやら皆さん、そこで待機しているようで。

おっちゃんにも足湯を勧められたのですが、この日私は裾がまくりにくい細いジーンズを履いていたので、そちらにはいきませんでした。あー、残念。足湯につかりながらのんびり待ちたい方は、足湯に入りやすい格好(?)で来るといいかもしれません。


で、本を読みながら、何か懐かしい感じのプレハブ小屋で待つことしばし。

ふと気が付くと、あれれ…


いつの間にか人が


小屋の前にいつの間にか人が増えてる…

私は既に受付を済ませているので、席があることはわかっているのですが、なんだか急に心配になり、待合室を出てそそくさと小屋の前に向かいました(笑)

で、その場で立ったまま少し待ったのですが、いざ開始時刻の10時45分になっても、何も始まらない。
そのうち他の人たちがおっちゃんに名前を呼ばれ、小屋の中に入りはじめますが、私はいっこうに呼ばれません。

おっちゃんは名簿に印をつけながら代表者名を呼んでいますが、それを見ていると私の名前は省かれたまま。

だ、大丈夫かな…


するとしばらくして、「Comanaさん!」との声が。思わず手を挙げて大声で「はいっ!」と返事をしてしまいました(笑) 一体どこの学校だ…

ここのかき小屋は、一つのテーブルに6人程度、相席で座るのですが、どうやらその割り振りの関係で、呼ぶ順番が前後したようです。もしなかなか呼ばれなくても、あまり心配しないで待っていてくださいね(笑)


でね。

先に謝っておきますが、かき小屋の中の様子は写真が少ないんです。

というのも、私が相席になったのは、赤ちゃんと子どもを連れたご家族だったのですが、どこを撮っても、座高の低い赤ちゃんや子どもの顔が写りこんでしまうんです(苦笑) なので、あまり写真が撮れない…

というわけで、写真不足を想像で補いつつ、読み進めてくださいね。


四角い蓋で蒸し焼き


上の写真は私の席から見たテーブルの様子ですが、手前にあるのは、かきを取り分けるお皿とお箸、かきを剥くナイフ、おしぼり。一人一人にこのセットが支給されます。その横にあるレモン(味付け用)とミネラルウォーターは、別料金で、小屋の中で買うことができます。そのほかアルコール類もありますよ!ただし、食べ放題が始まると席をはずしにくくなるので、ほしい人は早めに買っておいてくださいね。


さて、写真では何か四角い金属にタオルが巻かれていますが、これ、すでにかきを蒸し始めている状態です。

このテーブル全体がどデカかい鉄板になっていて、係のおっちゃんがそこに、大量のかきを山盛りにぶちまけていきます。そこにこの大きな金属の蓋をし、一気に蒸し焼きにするんです。

では、謎のタオルはといえば、


謎のタオルは蒸気止め


写真の中央あたりから、水が漏れているの、わかりますかね?このタオル、鉄板と蓋の隙間をふさいで、こんな風に蒸気が漏れるのを防いでいるんです。そのおかげで短時間に蒸し焼きにできるんですね。

各テーブルにはそれぞれ担当のおばちゃんがつきますが、おばちゃんたちはかきが蒸しあがるまでの間、いろいろな説明や面白い世間話で場を和ませながら、せっせとタオルの位置を調整していきます。私のテーブルは森三中の黒沢みたいなおばちゃんでしたが、トークが巧みで面白かったですよ!

そうそう、テーブルにいくつか大きなトングが置かれているのですが、このかき小屋では、トングはかきをとるためのものではなく、タオルを調整するために使います。おばちゃんに「こうやってタオルを押しつけて、蒸気が出ないようにしてね~」とかなんとか言われつつ、お客さんもタオル調整に参加(?)します。


いよいよタオルをとります


蒸し上がりまで、10分弱でしょうか。
おばちゃんに「どこからきたの?東京?仕事できたの?あらまあ~よく来たわね~。そちらは?車で来たの?」なんてベタな話を聞かれつつ、なんとなく場の雰囲気が和んだころ、いよいよタオルをはずしていきます。

そしてついに巨大な金属の蓋を開けると、


ホカホカの蒸しかき出現!


きょえ~~!大量のかきが!山盛りのかきが!ホッカホカの状態でお目見えです!


この写真ではわかりにくいですが、ホントに大量、「この人数でこれ、食べきれるの⁉」ってくらいの量なんです。それが蒸しあがったところから食べ放題の開始ですから、制限時間はここから40分です。
ちなみにこの後は、少しかきが減るとおっちゃんがやってきて、かきをどんどん追加していくという仕組み。焼き時間なんて心配しなくても、後から後からかきが焼きあがるわけです。

これを一度体験しちゃうとね~。近頃首都圏でも増えているかき小屋は、似て非なるものだなあと思ってしまうわけですよ。

さあ、次回はいよいよ実食ですよ!


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いざ松島の「かき小屋」へ!:松島のかき小屋で食べ放題・前編

かき小屋そばの漁港


仙台のオイスターバー「オストラ・デ・オーレ」で前哨戦!からの続きです。


かき小屋奇襲(?)当日。仙台は朝からとてもいいお天気でした。


仙台のホテルから


この日は平日だったので、通勤する人たちの姿がホテルの窓から眼下に見えます。

こんな日に自分は仕事をサボって…じゃなくて休んで松島に遠足(?)なんて!なんという贅沢!うーん、こういうのが「見ろ、人がアリのようだ」ってヤツかしら。(あ、ラピュタは見たことないんですけど)


さて、今回松島のかき小屋に初挑戦するにあたって、いくつか悩んだことがあります。
簡単にいうと、

  1. かき小屋は他にもあるのに、松島観光協会のかき小屋でなければダメなのか
  2. 観光協会のかき小屋に行くなら、予約するか、当日受付にするか
  3. 移動のルートは?

の3点。

1.は、観光協会主催のかき小屋は大人気なので混雑必至なのですが、近辺には他にもかき小屋はあるんですよね。塩釜にもあるし、今年は松島の水族館でもやっていました。

が、仙台在住の知人によれば「やっぱりあそこがいいんですよ、なーんか、他とは違うんですよ」とか。

せっかくなら地元の人が勧めるところがいいかなあ、ということで、混雑覚悟で観光協会のかき小屋に行くことに。

となると次は2.ですが、当日受け付けは数時間待ちもざらとのうわさなので、予約をしておいたほうがいいですよね。でも、予約できるのは「50分食べ放題+かき飯、かき汁つき」で3000円、当日受け付けは「40分の食べ放題」のみで2000円と、時間制限も内容も違うんです。

先の知人によれば、「かき飯とかき汁がまた絶品」とか。

でもでも、松島のかき小屋は、昭和記念公園のように自分で焼くわけではなく、係の人が大量のかきを一気に蒸し焼きにしてくれるんです。で、蒸しあがって実際に食べ始めるところからが制限時間です。おそらくは50分も食べ続けられないし、よくよく考えると、ご飯や汁物を胃に入れるスペースがあるとは思えません。

それに。

どうも予約は2名以上からというハナシが(笑)
これ、実際に確認はしていないんですが、この話が決定打となって、待ち時間覚悟で当日受付にすることにしました。

あ、ちなみに予約は前日の午前中まで、電話で受付ですので、希望者はお忘れなく!

そして3.ですが。

かき小屋、ちょっと交通の便が悪い場所にあるんです。


かき小屋地図


赤いマークがついているのがかき小屋、ピンクの丸でかこんだあたりが松島の観光エリアです。

見ての通り、東北本線の松島駅と、仙石線の松島海岸駅のどちらからも少々遠いんです。まあ普通は車で行くんでしょうね。でも今回は出張帰りなので、交通手段は電車しかありません。


では、松島駅(東北本線)と松島海岸駅(仙石線)のどちらにするか。

多少なりとも歩いて楽しいのは…


松島海岸駅からのルート


やはり観光エリア付近を通る松島海岸駅のほうでしょうか。松島駅からより若干遠くなりますが、まあ1分2分の違いですからね…


と、ほぼ決まったところで、思わぬことが発覚。

午前中の仙石線、松島海岸まで行く電車が少ないんです。
しかも松島海岸までに停車駅が多く、40分くらいかかってしまう(昼間は快速があるので、それに乗ればもっと早いです)。

それにくらべると、東北本線のほうが松島駅まで行く電車が多く、時間も25分程度と短くすみます。

これは、無駄な待ち時間を過ごすよりも、東北本線だなあ…


ということで、松島駅ルートに決定。

仙台駅のコインロッカーにキャリーバッグを預け、いざ出発です!

って、「いざ出発」なんて御大層に書いてますが、25分ですからあっという間です。吉祥寺から東京駅までより近いですよ!(笑)


で、松島駅に到着後は、あまり面白味のない道を、1.2㎞、てくてく歩きます。


松島駅からのルート


や、ホントに単なる海沿いの自動車メインの道なので…、さほど田舎らしさもないし、トラックがゴーゴー走るし、一人だとなんだか寂しくなるコース(笑)ですので、このルートを通る方はその心つもりで。


そんな道をしばらく歩き、途中から、細い裏通り的な道へ。
「ホントにこっちでいいの?」と不安になりながらも歩を進めることしばし。

小さなトンネルをくぐってすぐに見えてくるのが、かき小屋です。


・・・

想像以上に簡素なプレハブです(笑)


かき小屋はプレハブ小屋


うーん。これ以上ないってくらいの完璧なプレハブ度(?)。番屋風でさえありません。
ま、冬の間だけの小屋なので、こんな感じでいいんでしょう。


そしてもう一つ驚いたのが、意外にも人がいないこと。

当日受付2000円コースのスタート時間は10時45分、当日受付の人は1時間待ちは当然と聞いていたので、10時ちょっと前に到着したのですが、私の他にお客さんらしい人の姿が見当たりません。開店前の小屋の中では、係の人らしきおばちゃんたちが、ワハハワハハと何か談笑しています。混雑している風でもないよなあ…

小屋の前にある受付用紙を見ると、私の前に名前が書かれているのは二組だけでした。

さすがに、平日の朝から予約もせずに来る人はそう多くないってことなんですね… それにかきのシーズンもそろそろ終盤なことも関係あるのかな?
(とはいえスタート時刻が近くなったら、どこからともなく人が集まって混んできたので、あまり油断はできないかも)


まあなんにせよ、無事最初の回(10時45分から)に席を確保できそうです。受付に名前を書き、あとはかき小屋からすぐの漁港を見に行ったりして時間をつぶしました。


小さな漁港


ここ、本当に小さな漁港です。ホタテの殻がつなげて置いてありましたが(冒頭の写真参照)、貝類がメインの場所なのかな?

なんだかもう、気が抜けてしまうくらい、のーーんびりした雰囲気。つい数時間前仙台で「見ろ、人が…」とか思っていたのがウソのようです。

あー、本当に遠足みたいだ~


で、少しぶらぶらした後小屋に戻ってくると、その裏にうずたかく積まれたかきの殻に気づきました。


かきの殻の山!


手前のコンテナの中はもちろん、遠くに見える小山もかきの殻です!

2011年度の営業で訪れた人が、この山を見て「こんなところにまで震災瓦礫が…とショックを受けたら、実はかきの殻の山だった」というようなことを書いていましたが、ホント、そう思っちゃうくらいの迫力です。

瓦礫の山はもう嫌ですが、みんなで食べたかきの殻の山は、どんどん大きくしたいですね!


今回は小屋の中に入らないまま(笑)、次回へ続く!


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仙台のオイスターバー「オストラ・デ・オーレ」で前哨戦!:松島のかき小屋で食べ放題・序

オストラ・デ・オーレ


メインブログで告知した通り、この3月、出張帰りに念願の「松島のかき小屋」に行ってきました!

一人ではちょっと…と尻込みしたり、ようやくその気になってきたら今度は日程が合わなかったりで、なかなか機会がなかったのですが、やっとですよ!仕事が忙しい時期にもかかわらず、出張の翌日を強引に休みにして仙台に一泊、翌日の昼に松島に向かうという算段です。

が、出張の最終日に意外なことが。

夜までかかるはずだった仕事が、午後の早い時間に完了してしまい、午後にぽっかりと時間が空いてしまったのです(ホントだったら東京に戻るべき時間なんですが 苦笑)。

あれれ、どうしよう。

・・・

そうだ、それなら早めの時間に仙台のオイスターバーにいこうかな。かき小屋は火を通したかきしか食べられないけれど、せっかくなら生ガキも食べたいし。

この時に念頭にあったのが、この冬国分町にオープンしたオイスターバー、オストラ・デ・オーレ(Ostra de ole )でした。

ここ、なんでも三陸の漁師直営のオイスターバーとかで。
いつも混んでて予約でいっぱいという話なのですが、5時のオープン直後に行けば、ちょっとつまむくらいの時間はあるでしょう。


ということで、ホテルにチェックイン後、一人ノコノコと国分町へ向かい、本当にオープン直後のオストラ・デ・オーレの扉を開いたのでした。


オストラ・デ・オーレのカウンター 牡蠣がずらり


すると、当然なような意外なような、まだ誰もいない(笑) さすがに5時からバーで飲んでいる人はいないかな。
店員さんたちがまだミーティングをしているところに(オープンしてるのにミーティングって)、ちょっと気まずく感じつつ入店しました。

店舗は入り口から奥に長いうなぎの寝床状態。カウンターのショーケースの中にはかきがズラリ。窓際には小さいテーブルが並べられています。


オストラ・デ・オーレの内装


全体の雰囲気は、おしゃれでちょっと派手めな感じ。店員さんも今どきの飲み屋のスタッフさんという風で、「三陸の漁師直営のオイスターバー」という言葉から想像するのとは、ちょっと…というかだいぶ違うかなあ。


カウンターの席に案内された後、柳原可奈子がスリムになったような店員さんに本日のおすすめを猛プッシュされつつ、料理数品と飲み物(健康的にノンアルコールのジンジャーエール)を注文。

うーん、こういうお店に一人で来ることがないので、ちょっと所在無い感じです。もうちょっと居酒屋チックなお店を選べばよかったかな?でもここなら、普通のお店よりも直接漁師さんの支援になるような気がしたので…


さて、注文後ほどなくしてジンジャーエールとともにやってきたのは、お通しのつぶ貝のあえ物でした。


お通しのつぶ貝


このお通し、おいしかったな。
でもジンジャーエールはお店で作ったものではなさそう。ウィルキンソンの辛口かなあ?
せっかく「バー」なんだから、ジンジャーエールも自家製だったらカッコいいのに、と、ちょっと残念。まあお店にしてみれば「ソフトドリンクじゃなくてアルコールを飲め」って話かもしれませんが(笑)


続いてやってきたのは、本日のおすすめの一品、わかめのしゃぶしゃぶです!


わかめのしゃぶしゃぶ


生のわかめを、だしが入った小鍋でしゃぶしゃぶにし、ポン酢でいただくというものなのですが、これもなかなか良かったですよ。


わかめアップ


この茶色っぽい生わかめを熱いだしでしゃぶしゃぶすると、パッときれいな緑色に変わります。

三陸のわかめって、柔らかいのに歯触りがシャキシャキして、磯の香りも強くておいしいんですよ!私にとっては懐かしい味です。


そして肝心の「かき」ですが。

実は、ここにきて迷ってしまったのが、「生ガキ」のことだったのです。

ここのお店、オイスターバーですから当然生ガキがウリでして、立派なカキを選んで食べることはもちろん、お任せなら生ガキ五つで980円など、破格の値段で三陸の新鮮なかきを食べることができるんです。で、上にかけるソースもたくさんの種類の中から自分で選ぶことができる。

この時期の三陸、せっかくならやっぱり生ガキも食べたいですよね~。

でも生ガキは、火を通したものよりも、あたる確率がぐっと上がるんです。

1人で宿泊中の身、ここで万が一あたっちゃったりしたら、明日帰れなくなるかも…

食あたりならいいけど、ノロなんかになったりしたら、旦那にうつしちゃうかも…

と、あれこれ思いを巡らせた挙句、結局は生ガキは断念
あー、意気地なし(笑) でも意気地より安全を取り、「漁師焼き」と称する焼きかきと「蒸しがき」をひとつづつ頼んでみました。どちらも一つ350円です。


で、出てきたのが、これ。


漁師焼き…だったかな


うーーーん。

想像していたものよりも、だいぶ小さいし、写真写りも悪い(笑)

これは「漁師焼き」のほうだったと思いますが、焼きでも蒸しでもビジュアルはほぼ同じ、味は、蒸しのほうがややジューシーで好みでしたが、そう大差ないというか…

それに、生ガキのような多種多様なソースはもちろん、レモンもお酢もお醤油も、調味料は一切出てきません。

私はもともと調味料はつけずに食べるのが好きですが、こういうお店でそれはどうなのかな…
正直、これ一つで350円は、ちょっと。

ちなみに味は、まあ、昭和記念公園で食べたものとあまり変わらず、普通のかきでした(苦笑) 私が違いがわからない女なのかしら…。(よくよく考えると、昭和記念公園で食べたかきも石巻産だったので、あまり変わらなくてもおかしくないですね)


で、この大きさのかき2個なんて当然瞬殺(?)ですから、このままでは、味も量も全然満足できないまま終わってしまいます。


ということで。

あまりの物足りなさに、なぜか普段は食べない「かきフライ」などを追加で頼んでしまいました(笑)


「漁師おすすめビックリカキフライ」とかいう名前だったと思いますが、出てきたかきフライは特に大きくもなく、変わったところはなさそう。


かきフライ


でも、箸をつけてびっくり、衣が分厚いんです。なんだこれ、なんでこんなに衣が厚いの?と思ったら、


かきフライ断面


このフライ、かきをハムで巻いて、その上から衣をつけていたのです。

これは面白いかも。それにかき自体も、かきフライにありがちな苦みや生臭みが全くなく、ふわふわとしておいしかったですよ。ちなみにこれも一つ350円。このお店の場合、同じ値段なら蒸しがきや焼きがきよりもこちらが良い気がします(苦笑)

というか、そもそもこのお店、かきだかきだと騒いでやってくる観光客ではなく、かきも食べつつパスタや魚介のお料理も楽しみたい、地元の人向けのお店なんだと思います。だとすれば、丸ごとのかきにこだわらず、神戸牛のハンバーグに牡蠣ソースをかけた「復興ハンバーグ」なんていうのも食べてみればよかったかな。


でも本当は、やっぱり生ガキを食べるべきお店なんだろうなあ~。


ということで。この日はしめて2430円。むー。前哨戦は思った戦いができずに敗退、といったところでしょうか(笑)

ちょっとした悔しさを抱きつつ、明日はいよいよ松島に向かいます!

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