国内旅行

田中屋@身延山:朝食編

田中屋@身延山:朝食編


田中屋@身延山:夕食編の続きです。

さて、朝食の前に。

身延山久遠寺では、毎朝「朝のお勤め」があるのですが、観光客も参列することができます。わたしが久遠寺に行ってみようと思ったのは、このお勤めが見たかったからなのです(お経を聞くのが好きなんです 笑)。

ただし、始まる時刻は、夏の間は朝5時半から.。早っ!早起きして行くのはなかなか大変ですよね。

で、田中屋では、これにあわせて宿泊客を車で送迎してくれるんです!

おかげで、あの287段の恐怖の階段、じゃなくて涅槃梯で早朝から息を切らすことなく、お勤めに参列することができました。

楽しかった…というと変ですが、でも楽しかった(笑)


久遠寺の朝


身延山周辺にお泊りの際には、おススメですよ!というか、これに参列しないとここに行く甲斐がないですよ!


で、朝のお勤めを終えて、帰りも迎えに来てもらって、楽々宿に戻ります。もー、何の修行にも鍛錬にもなりませんね(笑)


そして朝ごはん!
朝ごはんは精進料理ではなく、普通のメニューですが、見てくださいよ、これ!


田中屋の朝ごはん


かーわいーい!

テーブルには、夕食のおしながきとはだいぶテイストの違うメニューが添えられていました。

おはようございます(*^_^*)

なんて、顔文字付きで書かれているんですよ!

で、題して★田中屋の体に優しい朝ごはん 美味しく食べて今日も素敵な一日を!だそうです(笑)

先ほどの盛り合わせは季節のおかず9点盛りだそうで、左上から右に、

焼魚(塩鱒)
身延椎茸とひじきの旨煮
ポテトサラダ ミニトマト
湯葉のお刺身割醤油
スモーク3種 湯葉・クリームチーズ。茜マス
法蓮草と切り干し大根のナムル
玉子焼き大根染おろし
畑のお肉(大豆たんぱく質)
山くらげ 漬物 甲州小梅

こういう、ほんの一口ずつ、たくさんの味、っていうのは、主婦には喜ばれますよ~
作る大変さを知っていますからねえ。

その他、宝刀鍋 山梨の郷土料理。お味噌汁代わりにお召し上がりください

宝刀鍋


空也蒸し カニ餡と豆腐が入った優しいお味の茶碗蒸しです

空也蒸し


他に、写真はありませんが、

山梨県産の梨北米、味のり
ヨーグルト&季節のジャム

がありました。


おかず盛り合わせ


豪華なものではないのですが、とっても気分のいい、楽しい朝ごはんでした。


これはきっと、若女将のアイディアなんだろうなあと思うんですよ。

この宿のフロントの人…というか、番頭さん?と、若女将の接客は、とっても感じがいいんです。特に若女将は、おそらく都会から来た人、もしくは都会でサービス業の勉強してきた人なのではないかと思います。


ただし、それがあるからかえって問題も見えるというか。


そのお二人以外のスタッフが、私が接した人たちはみなさん田舎の一般人みたいな感じでねえ(苦笑) 少なくとも接客のプロじゃない。サービス業の経験が他にないんだろうと思います。


例えば、お客に何か質問されたときに自分がわからなければ、わかる人に聞くか、調べて折り返し伝えに行ったりしますよね。

でもこの宿の人たちは、「さあ、わかりません」で終わらせちゃうんですよ!びっくりぽんです!

あとは、食事の時間に部屋に迎えに来て、勝手に戸を開けて部屋に入ってきちゃう、とかね(苦笑)


これは、若女将は苦労しているだろうなあ…と、余計な心配をしてしまいました。


というわけで。

ちょっと誉めすぎちゃったので、書くことは一応書いておきますよ!
この宿、食事と番頭さんと若女将はすごく良いです。お部屋も、古い宿が好きな人ならそれなりに楽しめそうです。でも、それ以外には期待しないでください


ここは、恋人との旅行や親孝行の家族旅行などよりも、気心知れた友達や夫婦で、というのが良いのではないかと思います。多少のびっくりぽんは笑いとばせるような人となら、楽しく過ごせると思いますよ。ご飯はおいしいし!

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田中屋@身延山:夕食編

田中屋@身延山:夕食編


田中屋@身延山:お部屋編の続きです。

こちらに宿泊したのは久遠寺の三門に近かったため、と書きましたが、もう一つポイントがありました。

それは、田中屋は夕食に精進料理が選べたこと。

本当は旅館ではなく宿坊に泊まりたいくらいだったのですが、そういうところは不便もありますよね。なので、旅館の快適さを甘受しつつ、精進料理で「お寺にきた気分」をちょっとだけ味わおう、というわけです。やーねー、煩悩が捨てきれないわ(笑)

とはいっても、お肉や魚が一切出ない精進料理では、特に旦那には物足りないんだろうな、という懸念もあり。旦那には前もって「きっとボリュームがないからね、ものたりないからね」としつこく念を押して、夜食のおやつまで購入しておきました。


でもこれ、全くの杞憂だったんですよ~。


テーブル全体


着席した時のテーブルは、こんな感じ。

いま改めてみると、火を使うお料理が二つあったんですね。そこからしてちょっと贅沢だわ。


では、ずらずらとお食事の内容をご紹介していきましょう。


前菜:二色菊と胡桃の和え物

二色菊と胡桃の和え物


いきなりなんですが、これが、めっちゃくちゃ好みの味だったんです(笑)

食用菊は東北では割とよく食べるのですが、この味付けは、田舎味(おい)とは違って、ちょっと甘めで上品で。

いやーー、これでいきなり唸りました(笑) あ、旦那はこれにはそれほど反応していなかったも。やっぱり菊を食べる習慣がなかったからかな…


向付:身延湯葉の刺身

身延湯葉の刺身


これもねー、見てくださいよ、この見た目の美しさ。生湯葉が豆乳に浸っているんですが、湯葉がおいしいんですよ~。無花果やクコの実の色も鮮やかで、見てよし、食べてよし…

あれ、なんか私、太鼓持ちみたいになっちゃってますけど、ホントに口にあったんです。この最初の二皿でやられました(笑)


煮物:飛龍頭 銀杏田舎煮 茄子の焼き浸し

飛龍頭 銀杏田舎煮 茄子の焼き浸し


これも茄子の焼き浸しが特においしくて、家でも真似をして作っています。


台物:炙り豆腐の棒葉焼き

炙り豆腐の棒葉焼き


んー、この時もっとも印象に残らなかったのが、これかな(笑)

棒葉焼きに食傷気味であることと、ボリューム感を出すための一品だと思うのですが、若くないのでこういうのにはそれほど魅力は感じないかな。でもこういうものがないと、男性には物足りないかもしれませんね。


鍋物:身延湯葉しずく鍋

身延湯葉しずく鍋


これは冒頭の写真にもあるお鍋のアップですが、湯葉に大豆!大豆に大豆!大豆天国というか大豆地獄というか…ん?お寺の近くだから大豆極楽?(笑) 

大豆に大豆でこれはどうかと思ったのですが、食べてみたらおいしかったですよ!


洋皿:身延湯葉のグラタン

身延湯葉のグラタン


グラタン?

確かこれは、豆乳のクリームが湯葉で巻かれて春巻きのように揚げられたものでした。

グラタンの定義って何なんだろう…という一品でしたが、おいしかったから、まあいいや(笑)


酢物:白菜白煮 薩摩芋 蛇腹胡瓜の梅肉酢掛け

白菜白煮 薩摩芋 蛇腹胡瓜の梅肉酢掛け


ちょっとした一皿ですが、なんかこう…写真を見ていて、どれも「あっ、これおいしかった!」となるんです。ホント、ここのお料理はどれもおいしかったなあ。


御飯物:栗稲荷寿司

栗稲荷寿司


実はこれだけは、旦那に不評でした。

どう不評なのかというと、おいしくなかったわけではないんです。「こういうのが出るんだったら最初から言ってくれれば良かったのに」だそうで(笑 でも、おしながきにはちゃんと書いてましたけどね)

旦那はいつも、食事の最後に出てくる白米のおかずにと、味が濃いめの料理を少し残しておくのです。でもこれなら必要ないですもんね!


あとは、香の物と留椀、そして

水菓子:葡萄ゼリー 巨砲…と書かれていましたが、

水菓子

梨も乗ってました。


とまあ、精進料理の夕食はこんな感じ。もう、超満足

他のお客さんのテーブルに運ばれていた普通のお料理もおいしそうでしたが、この時は精進料理で大正解だったと思っています。普通の旅館で精進料理は、あまり食べる機会がないですもんね。

旦那も「精進料理でも、こんなに満足できるんだねえ…」と驚いていました。

そして私は、これ以来湯葉が大好きになってしまいました!ホント、煩悩が捨てきれないわ(笑)


では、次回は朝食の話です。

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田中屋@身延山:お部屋編

田中屋@身延山


「忘れないうちにとにかくアップしちゃおう」シリーズ第5弾、今回は、山梨県は身延山の旅館田中屋です!


こちらの旅館を訪れたのは、たまたまというかなんというか。

あるとき急に身延山久遠寺に行こうと思い立ち、三門至近のこちらの旅館に泊まることにしたのです。


久遠寺三門


「三門」は「山門」の間違いではないですよ。
この三門は「空」「無相」「無願」の三解脱をあらわしているのだとか。

身延山久遠寺は日蓮宗の総本山だそうで、この三門も、写真ではわかりにくいですが大変立派な門構えです。

この門をくぐって先に行くと、


菩提梯 登り切るのは大変でした!


見ると「ぎゃっ」となりそうな、287段の石段が待ち構えています。これは菩提梯といって、登り切れば涅槃に達するとかなんとか。

ええと、久遠寺の話は長くなるので、また別の機会にということで…とにかく、この三門の近くにあって、そこそこ雰囲気のよさそうな旅館が田中屋だったというわけです。


旅館といっても伊豆や箱根のような場所とは少々違い、身延山を訪れる人のための宿なのでしょう、華美な雰囲気ではありません。

とはいえ古い宿らしい、ちょっと面白いつくりをしています。


泊まった部屋


私たちが泊まったのは、二間続きのお部屋だったのですが、旅館…というより、どことなく田舎の親戚の家に来たような雰囲気です。


回り縁側的なスペース


縁側的なスペースもあり、空間は広々として贅沢ですが、眺めの関係上、障子は開けられませんでした(笑)
でもなんだか良い感じ。


それにこのお部屋、入り口がやけにしっかりしていて、まるで昔の民家の玄関みたいなんです。


部屋の入り口


奥の引き戸の向こうは屋外ではなく、館内の廊下になっています。


さらに、廊下に面した壁にはこんな丸窓も。


廊下に面した小窓


この窓の向こうもやはり、館内の廊下なんです。なんだか不思議な造り…。

もしかすると、この宿ができた当初、今屋内になっている廊下には壁がなく、半屋外だったのかも?


もう一つ印象的だったのが、古い宿らしく欄間などの細工が細かいこと。


細かい細工


こういう細やかな組子を見ると、昔のお部屋は凝っているなあ、職人さんはすごいなあ、と感心してしまいます。


組子欄間


こんな組子欄間、今作ってもらうとしたら、いったいどれくらいかかるんでしょうね?

古い和室に宿泊する時には、こういうところを見るのが楽しみです。


とはいえ洗練された都会的な宿ではなく、古さが目立つ部分もあったので、旦那が嫌がるかな?と心配したのですが、逆に旦那はとても面白がっていました。

都会育ちの人にはなおさら、こういう雰囲気が面白いのかもしれませんね。


さて、次はごはんの話に続きます。


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湯之島館@下呂温泉:温泉と朝食編

揃えられた草履


湯之島館@下呂温泉:夕食編からの続きです。


冒頭の写真は、早朝、窓から下を見たときに見えたもの。

下の部屋の縁側に、草履がいくつも並んでいました。
なんだか懐かしい光景だなあ…


さて、温泉旅館に泊まるときには、チェックイン後すぐと、早朝の入浴が欠かせません。

特に早朝は、まだ人が少ないので、貸切状態のことがあるんですよ~
といっても、皆さん同じように思うのか、夜よりもよほど混んでいる場合もありますけどね(笑)


湯之島館には大きな大浴場と露天風呂があります。

温泉の大浴場って、よほどタイミングが良くなければ写真が撮れないんですよね… ということで、写真は公式HPからお借りしました。


大浴場広々~


大浴場、広々として気持ちいい。
このときはまだ人も少なく、いっそう広々と感じました。

ただね。

この時にいた数人が、皆さん中国語圏の方だったんです。

広東語ではなく普通話(北京語)のようだったので、香港ではないようです。中国北部か、ひょっとすると台湾かも?
どちらかはわかりませんが、皆さんグループのようで。

その場にいる日本人は、どうやら私一人。日本にいながら、なんというアウェイ感。


実は私、普段はインバウンドの受け入れが多い温泉宿は避けていたんですよね… 

というのも、ほら、中国人のお客さんが温泉でとんでもないことをする、という話がありますよね…。書くのがはばかられるので控えますが、そんな場に出くわしたらトラウマになってしまいそうな。


でも。

このときのお客さんたちは、時折する会話の声は大き目ではありましたが、皆さん比較的静かにお湯を楽しんでいます。

それに、どうもこちらの様子を覗っているようなんです。

大浴場の浴槽のまん中に、大きなモニュメントのような吐水口があるのですが(写真参照)、私が彼女たちの後から浴槽に入ったとき、私はお互いに姿が見えないように、吐水口を挟んで反対側に座ったのです。

なぜかというと、外国の人はこういう場を恥ずかしがると聞きますし、特にわざわざ早朝に入浴しているのは、日本人が少ない時間帯を選んだのかなあ、と思いまして。


すると、露天風呂に入ったときに、ちょっと面白いことがありました。


露天風呂が気持ちいい


(露天風呂はこちら↑。空が広く見渡せて、こちらも気持ちいいですよ~)

露天風呂は、私の方が先に入っていたのですが、先ほど大浴場で居合わせた女性が後からやってきました。そして、キョロキョロしながら私が見えない岩陰を探し、そこに静かに座ったのです。

つまりその女性はおそらく、私の意図を理解して、その真似をしたのでしょう。


それを見て、あっ、と思いました。

それが日本のマナーだと思ったんだな、と。そして、日本のマナーを身につけようと周りを観察しているんだな、と。


中国からのインバウンドといっても色々な方がいますし、わざわざ下呂温泉までやってくるということは、おそらく日本旅行は初めてではないのでしょう。そういう中には、日本のマナーや習慣を意識している人も多いのだろうと思います。

こういう人たちなら、どんどん日本に来てほしいなあ、と。

それに、温泉で粗相をする人たちに関しても、事前にガイドなり旅行会社なりが事前にしっかりレクチャーしていれば、ある程度防げることだと思うんですよね。(といっても、まあ、限界はありそうですが…)


あまり偏見を持っちゃだめだなあ、とか、今日本人が中国人旅行者に感じているようなことを、昔はフランス人が日本人旅行者に感じていたんだろうなあ、とか(今もらしいですけど!)、いろいろ反省しました。

彼女たちは温泉を十分楽しめたのかな?

ええと、温泉ではなくインバウンドの話が長くなってしまいましたが、朝湯の後は朝食です!


湯之島館の朝食


朝食は部屋ではなく、朝食会場でいただきます。

おしながきはありませんが、公式サイトには一例として

朝のジュース
本日の小鉢3種
温泉玉子
寄せ豆腐 生姜餡かけ
本日の焼き魚
朴葉味噌
ご飯(飛騨産こしひかり)、お椀
梅干、香の物
ヨーグルト、果物

とありました。


ごはんのおとも


まあ、惣菜やお新香類、サラダなどがちょこちょこと。いかにも旅館の朝ごはんっぽいですね。


サラダとお新香


それに、よせ豆腐がおいしかったです。


よせ豆腐のあんかけ


そして、お魚の朴葉焼き。


鱒?の朴葉焼き


これは鱒だったのかな、鮭だったのかな、定かではありませんが、朴葉焼は、飛騨牛と同じく「これがなくちゃ」的なメニューですよね。


食事はすばらしい!というほどではありませんが、悪くなかったんじゃないかなあ。

だってこれで、鳩山荘松庵よりずっと安かったんですよ!


ゴージャスとかモダンとかいう類の宿ではありませんが、面白い宿だったなあ、という印象が強く残っています。


貸切風呂の廊下のタイル


おまけの写真↑ 使うところがなかったので(笑)

これは、貸切風呂の廊下のタイルです。こういうテイストが好きな人は、行ってみてくださいね!


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湯之島館@下呂温泉:夕食編

湯之島館@下呂温泉:夕食編


湯之島館@下呂温泉:館内編からの続きです。


いやあ…実はですね。

食事のこと、ほとんど覚えていないんです。ゴメンナサイ…

この宿に泊まったのは二泊三日の旅行の二泊目だったのですが、前の日の宿の料理がとにかく素晴らしすぎて
あと、湯之島館は施設のインパクトが強すぎて(笑)。

ちょっと食事の印象が薄かったなあ…


でも、悪い印象も残っていないんです。不満があれば、そのように記憶に残りますから、特段すごくもなかったけれど、そこそこ、という感じだったのかなあ、と思います。

ホテルや旅館はそれぞれ売りがありますが、ここは歴史ある施設が売りということで、食事はそこそこで十分かなあ、と思います。


あと、夕食は部屋出しなので、まわりに気兼ねなく食事できるのが良いですね。(でも最近、部屋出しじゃないほうがいいと思った事例もありましたけど)

で、そのお食事ですが。

細かいことは覚えていないので、写真をズラズラーっと。

まず、食事が始まるときのテーブルはこんな感じ。


よく見えない全体像


写真を見て、なんか寂しいテーブル…こんなんだった?と思ったのですが、八寸(前菜)の器が3段の箱になっていまして、下の段(ピンクの↑)が影になって、見えていないんです。

この真ん中からパカッと開く器、和食屋さんなどで時々見ますが、何て言うんでしょう?これ、ウチにもほしいなあ。これに入れて持ってきて、その場で開くだけで、「どうだ!」って感じがして面白い(笑)

手前右手にあるのは食前酒の梨酒です。


で、八寸はこんな感じ。


八寸:穴子南蛮漬け・里芋味噌焼き・枝豆の白和え

八寸その1


八寸:長芋と大鱒のマリネ

八寸その2


八寸:無花果生ハム添え

八寸その3


続いて、

吸物:かます柚庵焼 白木耳 モロヘイヤ 柚子

吸物


造里:鯛炙り 鮪 妻もの一式

造里


いつも思うんですが、内陸でマグロを出す必要があるのかなあ…

これがないとごちそう感がでない、ってことなのかもしれませんし、「山の幸」のほうがかえって大変なんでしょうけれど。


進肴:夏野菜のちらし寿司 おくら 茗荷 絹さや 茄子 鰻蒲焼 イクラ

夏野菜のちらし寿司


進肴や強肴でご飯もののこともあるんですね。見た目にもパッと華やかで、なかなか良かったです。

ちなみに旦那は茗荷が苦手なので、予約時にそう伝えておいたのですが、おしながきに「茗荷」の文字を見たときにギョッとしました…

でも旦那の分は、茗荷抜きになっていましたよ!

当たり前のことかもしれませんが、ちゃんとしているな、とホッとしました。

旦那のように茗荷が苦手なくらいなら、それが入っていてもまだいいのですが、アレルギーなどがある人は、色々心配ですもんね。

焼物:鮎塩焼 青唐 トマトワイン煮

焼物


鮎は旦那が喜んでいました。川魚の塩焼きが好きなので。(好きすぎて私の分も食べた 笑)


そして、

名物:飛騨牛A5等級サーロインステーキ

名物 飛騨牛A5等級サーロインステーキ


テーブル全体の写真の左手奥に映っていた鉄板は、このステーキを焼くためのものでした。


で、飛騨牛。

このあたりの旅館・ホテルでは、飛騨牛が出るところが多いようですが、うーん。

個人的には、和食の会席料理に霜降りの鉄板焼きはいらないと思うんだよなあ… って、自分が歳だからなんだろうなあ(苦笑)。

あと、厨房の都合もあるんでしょうね。飛騨牛自体は高級なのでしょうけれど、調理する手間がかからないので。

それに、若い人や男性にはきっと喜ばれるんでしょうね。


止肴:蛸柔らか煮と翡翠冬瓜梅ソース掛け

止肴


冬瓜がさすがにきれいだなあと思っていたら、旦那が「ウチの冬瓜のほうがいい」と言い出しました。

ウチの冬瓜…  いや、だからあれは冬瓜じゃないってば(汗)


このほか、ご飯香の物止め椀
これらは写真が残っていませんでした!


そして最後は

甘味:湯之島館黒蜜ゼリー

甘味


という感じでした。

追加料理などはせず、最もシンプル(というかリーズナブル)なプランだったのですが、こうして見ると悪くなかったんじゃないかなあ、と思います。


あと、今回写真と持ち帰ったおしながきを見ながらこれを書いているんですが、こういうおしながきがない宿もありますよね。(最近泊まった宿でも、ないところがありました)

これ、絶対にあったほうが良いなあ、と。

忘れてしまったとしても、写真といっしょに見返しながら、ああ、そうそう…なんて記憶を掘り起こすことができますから。


続いてお風呂と朝食の話です!

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湯之島館@下呂温泉:館内編

謎の空間


湯之島館@下呂温泉:お部屋編の続きです。

前記の通りこちらの施設は、温泉旅館というよりリゾート・レジャー施設としてオープンしたそうで、洋風の設備があちこちに見られます。

上の写真は、ガラス張りの小さなホールのような空間で、ホームページのイメージ写真にもなっています。でもここ、今は使われていないようで、たしか館内案内にも出ていなかったような。あちこち歩き回って見つけました。


廊下


館内がいりくんでいるので、気ままに散策するのはなかなか楽しい。宿の中だけで迷子になれそうです(笑)


パティオというかなんというか


うろうろしていると、突如パティオっぽい場所に出たり。私たちが泊まった部屋と同じ宿とは思えない和洋混在ぶりです(和洋折衷じゃないんだよなあ…)。

ちなみにこの写真の場所には足湯があります!
洋風な建物を眺めながら、足元は湯に浸かっているという、不可思議な状態が楽しめます(笑)


あと、こんな施設も。

温泉といえば、


卓球コーナー


そう、卓球でしょう!

卓球コーナーです!タイルのレトロモダンな感じが不思議~


そのほかにもいろいろ面白い施設があるんですが、実は私が下呂温泉の数ある宿の中から湯之島館を選んだのは、ここにダンスホールがあると聞いたからなんです。今はその場所をナイトクラブとして使っているとか。


写真が撮れなかったので、公式ページから拝借しちゃいます。


ダンスホール


昭和初期の「本物の」ダンスホール(の跡)なんて、ぜひ一度見てみなければ!

なんて思ったのですが…

夕食後に覗いてみたら、お客さんは一人もいなくて。
しかも、ホールではプロのダンサーらしき男女が踊っていました…

ナイトクラブの薄暗い照明の中、眉ひとつ動かさずに、ただきびきびと踊り続ける、そう若くない男女のダンサー。

な、なんか、怖い…(なんでだ)

今この状態で入ってしまったら、ソフトドリンク一杯で出てくるわけにはいかなそう…

ということで、ここが目当てで来たはずなのに、外から恐る恐る見るだけで終わってしまったのでした(笑)
まあ、私にはダンスホールなんて縁がないってことでしょう!


そしてこの宿にはもう一か所、「なんだか怖い」施設があるのです。「怖い」の意味はダンスホールとは違うんですけど。


なんだかサイケな廊下


これ、何かわかります?

なんだか昔の刑務所の廊下のような感じにも見えますが…(照明がサイケだけど)

実はこれ、貸切風呂なんです。

湯之島館には立派な大浴場があるのですが、そのほかに小さな貸切風呂がいくつもあって、空いていればいつでも入れるようになっています。


が。

これが、独特の雰囲気でしてね(笑)


廊下から続くドアを開くと、まず前室(脱衣所)があるのですが。

その前室を覗いたとき、思わず絶句してしまいました。


貸切風呂の前室


思い浮かんだのは、なぜかサナトリウム
あ、現代のではなく、昔の物語に出てくるようなヤツね。なぜだか古い療養所を思わせる雰囲気なんです!
前室の間取りは貸切風呂によっていろいろでしたが、雰囲気は皆共通(笑)

そしてその奥に、それぞれのお風呂場があります。


貸切風呂


お風呂場には、小さな浴槽とタイル張りの洗い場があるのですが、これがまたなんというか… 

軽く「レトロ」と表現するには本物すぎる古さ。昔の温泉施設はこんな感じだったんですねえ。


この貸切風呂、おそらくはほとんど使う人がいないのでしょう、お湯の温度が調整されていないようで、めちゃくちゃ熱ーっついし、さらにシャワーが壊れていて、ホースの途中から水が噴き出してきました。

うへえ、こんな貸切風呂、あり?

そのうちなんだか可笑しくなってきて、旦那と笑ってしまいました。

いやー、なんなの、ここ。

面白い。面白いけど、やっぱりなんか怖い(笑) 


家族でワイワイとか、カップルでロマンチックに、なんてことには絶対つかえなさそうな貸切風呂(笑)

でも、風変わりなものが好きな人には絶対おすすめですよ!


あとは、コスプレイヤーのお嬢さんたちが写真撮影するのにいいんじゃないかな~
この凄みのあるレトロ感、テーマパークやスタジオでは絶対に出せないですからね!


さて次は、夕食編です!


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湯之島館@下呂温泉:お部屋編

湯之島館@下呂温泉


「忘れないうちにとにかくアップしちゃおうシリーズ」第四弾!名湯下呂温泉の歴史ある温泉宿、湯之島館です!


ここのところ、妙に「古い旅館・レトロホテル」に心惹かれるのです。

昔、まだ20代前半だった頃に見た映画に、こんなシーンがありました。
中年夫婦の御主人(アンティーク好き)が奥様に、「僕は古くて美しいものに目がないのさ」というのです。すると奥様(美熟女)は、「もしそれが私のことだったとしても、許してあげるわ」と返す。

実はこの映画、他のことは全然覚えていないのに(ぶっちゃけタイトルすら覚えていない)、この掛け合いだけが非常に気に入りまして


それから××年。いつしか私も古い宿好きになっていましてね…。

私、ご主人のセリフのように、自分で自分を慰めたいのかしら(いや、そもそも「美熟女」という前提が違うだろう!)


で、湯之島館。昭和6年創業の歴史ある温泉宿です。


湯之島館のレトロな外観


ただしこの宿、いわゆる老舗旅館とは一味違います。というのは、当時の温泉レジャー施設的な位置づけだったようで、和洋折衷の独特な雰囲気なんです。

といっても、実はその辺はあまりわからないまま、なんか面白そう!というノリで泊まりに来たのですが。普通の鉄筋の旅館より面白そうでしょ?


湯之島館は、四万温泉の積善館と同様に増築を繰り返したことから、色々なタイプのお部屋があります。

私たちが宿泊したのは、確か登録有形文化財の本館の部屋じゃなかったかな?(実はよく覚えていないっていう…)

お部屋の中は、こんな感じ。


部屋の中


こういうレトロな宿に泊まるとよく思うのですが、部屋の中は「古っ!」とは感じないことが多いんですよね。きちんと手入れがされているからでしょうか?
まあ、手入れがされていないところは、「古っ!」ではなく「ボロッ!」と感じたりしますけどね…


それほど古さを実感しない室内。でも、窓から外観を見ると、


窓から見た様子


おおっ、カッコええ…となります(笑)


回り縁側


写真ではわかりにくいですが、部屋の周りをぐるっと囲む回り縁側が、今では贅沢な作りです。その外に緑が見えるのも贅沢。

このレトロ感に、あー、来てよかった、やっぱり温泉宿はこうでなくっちゃ!とほくそ笑んだわけですが、でもよくよく考えると、すぐにお湯に浸かりに行ってしまうので、部屋でのんびりしている時間はあまりないんですけどね(笑)


ちなみに、夜の景色も風情がありますよ。


Gero_14


向こうのお部屋のお姉さん、カーテンを閉めずに縁側でくつろいでいました。
こちらのカメラには気づいているのですが、全然動じず、こっちをのんびり見ていたので…スミマセン、フレームに入れたまま撮っちゃいました…


次は館内の様子に続きます。ここ、館内が変わっているんですよ~(笑)


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鳩山荘松庵@館山:朝食編

鳩山荘松庵@館山:朝食編


鳩山荘松庵@館山:夕食編の続き。鳩山荘松庵の朝ごはんです。

こちらの宿の朝食は、デフォルトでは洋食のバイキングになっているのですが、和食に変更することもできます。ただし、プラス1,000円がかかるのですが。

宿の公式HPによると、洋朝食は1,500円、和朝食は2,500円ということになっているようです。

で、和朝食のイメージはこんな写真。


和朝食のイメージ


なかなかステキでしょ?食べてみたくなるでしょ?

ウチは旦那が洋食(というか、朝食につきものの卵料理)が好きではないので、旦那の分だけ和食に、とチェックイン時にお願いしました。

するとフロントの人は、洋食と和食は会場が違うので、別にすると食事が一緒にできないこと、また和食は料金が加算されることを、かすかに困ったような表情を浮かべつつ説明してきました。

で、じゃあ、二つとも和食で、というと、さらに困ったような(苦笑)

その時には気にもとめなかったのですが、朝、朝食会場に行って困惑の理由がわかりました。

まず、和食を頼んでいたのは私たちだけ。洋食とは別の会場(夕食と同じ場所)が、私たちのためだけに開かれたようなのです。といっても、私たちが座る席以外は閉店後の居酒屋みたいな状態だったので、会場の準備が大変ということもなかったでしょうけれど。

ただ、内容が。


これが実際の朝食です


うん。

こういうことなら、フロントの人も困惑するよね。

実物とイメージ写真が違いすぎる。


この日のメニューは文化さば、玉子焼き(おそらく業務用市販品)、納豆、海苔、ご飯、お味噌汁、お新香、ヨーグルト。

そのほか、上の写真には写っていませんが、グリーンサラダと、揚げだし豆腐、イカのお刺身。


揚げだし豆腐


揚げだし豆腐は、おいしくないわけではないのですが、ちゃんと作った感じがしない。業務用の市販品か、夜のうちに揚げておいたものに、汁をかけただけでしょう。


イカのお刺身


イカのお刺身は、私は食べませんでしたが、旦那曰く、前日の残りかも?と。

うーん。

このイメージ写真↓はいったい何だったのか


和朝食のイメージ


このイメージ写真の通りならプラス1,000円出してもいいと思ったのですが、実際の朝食は、プラス1,000円どころか…ビジネスホテルの無料朝食のほうが、期待しない分だけいい、というか。

これまでいろいろ書いた他のことは仕方ないとしても、これはない
これなら、和朝食は日によって出来ない、ということにしたほうが、まだいいと思うんだけどな。しかも、朝食に2,500円なんて金額をつけておくと、期待しちゃうんですよね。


ということで、朝食がこの宿のビックリ大賞でした。

ただ、朝食を給仕してくれた女性がとても感じのいい人だったので、それが救いだったかな。
でもそれだけに、その女性が気の毒だなあ、と思ってしまいました。もし毎度こんな状態なら、きっと文句を言う人もいるでしょう。


この宿全体にいえるガッカリポイントは、手をかけていないことが見えてしまうんですよね。あと、経費節減と(笑)

個々のガッカリポイントを列挙しようかと思いましたが、全部書くのは大変だし(笑)、行ってからのお楽しみ(?)ということで。


いずれにしても、しつこいようですが、サービスが宿泊代に見合っていない。GWに一人30,000円以上出してこのサービスだったら、ちょっと怒っちゃうよ!?と思います。

じゃあいくらなら納得できるのか、私の勝手な相場観でいいますと、うーん…一人12,000円がいいところかなあ。
ただし大部分は部屋から海が一望できるという立地代ですが。

ちなみに、後でわかったのですが、私たちが宿泊した日、同じプランで当日予約の宿泊費は12,500円(税別)でした。まあそれが本来の価格ってことだよねえ…


そんなわけで、鳩山荘松庵は鳩山家の別荘跡地であることはほとんど関係のない宿でした。

鳩山一族の皆さんも、ロビーに書を飾っているくらいですから、この宿を悪くは思っていないんでしょうけれど…
それも友愛の精神、なのかなあ??


あ、でも、眺めは良いですよ!急に休みが取れた日に当日予約の空きがあれば、行ってみても良いのではないでしょうか。

以上、今回は大変辛口で失礼しました。
でもさー、期待が大きすぎると落胆も大きくなっちゃうから(体験談)、過剰な期待はせずに行くといいと思う!


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鳩山荘松庵@館山:夕食編

鳩山荘松庵@館山:夕食編


鳩山荘松庵@館山:施設編
の続きです。


前記の通り鳩山荘松庵は、そうリーズナブルな宿ではありません。でもその割に、設備はあまり豪華でもない…

ということは、食事がよほどいいのかな?と希望的観測をしてみたり。

もともと、宿の情報をあちこち見ていたときに鳩山荘が目にとまったのは、ウェブサイトの食事の写真が良かったからでもあるんですよね↓


漁師会席のイメージ写真


今回のプラン、漁師会席のイメージ写真はこんな感じで、かなり良さそう。海の幸が好きな旦那は、宿につく前は非常に期待していました。


で、食事の時間。和モダンなようなファミレスチックなような食事処に行くと、すでに前菜が用意されていました。


Hato_13


パッと見たところ、器はイメージ写真と同じような感じですが…中身の雰囲気が違う、かな。

「四季いろいろ」ということですが、なぜかサツマイモや、しそ味噌(東北の田舎でよく出ますね)、大根とにんじんのなます…とか。今の季節と関係ないような。

アランチーニに至っては日本ですらない(笑) まあでも、少しずついろいろな器があると、テーブルが華やぎますよね。


続いて、お造り。


お造り


珍しいなと思ったのはタカベのお刺身でしょうか。タカベは個人的には焼き魚のイメージがありますが、高級魚だそうで。でもお刺身は、ぷにゃっと柔らかかったな…。

房総はそろそろアジが旬かと思ったのですが、アジはお造りにはありません。きっと「なめろう」か「さんが焼き」で出てくるのだろうと勝手に期待。

ちなみに海老はボイルでした。ビックリ!


今回一番おいしかったのは、なぜか茄子の鉄砲焼きでした(笑 海にも季節にも関係ない)。


茄子の鉄砲焼き


でもこれ、多分業務用の既製品じゃないかな… おいしかったですけどね。


揚げ物は天ぷら。


天ぷら


海老と茄子とあしたばです。

うーん…こうやってあらためて内容を見ると、全体的に海に関係ないものが多いような。


そして、今回一番びっくりしたのが、期待していたアジのさんが焼きでした。

なにがビックリって、見たことがないくらい小さかった(笑)


さんが焼き


これ、よくある小さめの陶板なのですが、焼く前にふたを開けてみたら、真ん中にバターがドンとあって、そのわきに、小さい小さいさんが焼き(の元)が。

これ、ウチで作るときの3分の1以下の大きさです。


さんが焼き、お皿にうつす(笑)


あまりにも絵にならないので、小皿に移して再撮影(笑)

これを見て、さんが焼きってホントはこんなに小さいものなのかな?と、自分の常識を疑いましたが、よく考えると私が初めてさんが焼きを食べたのは、同じ館山の定食屋さんで、私はそこのをまねて作るようになったのです。
その後も何度か外で食べましたが、こんなサイズは見たことがない。

ってことは、やっぱりこれが小さいんですよね…。もうちょっとボリュームがほしかったなあ。

あ、小さいけれど、味はおいしかったです。焼き加減を自分で調整できるのは良いですね。ただ、バターじゃないほうがいいかな…(陶板で焼く事情かもしれませんね)


そして、ご飯は漬けマグロのせ。


漬けマグロのせ


漬けマグロは好きなので嬉しいですが、旦那は「マグロ、3枚だけ?」と不満そうでした。私は、これは頑張っていると思うけどな?ただ、味が妙に甘かった…

汁物のつみれ汁はおいしかったです。


がんばってないのはこれ。デザートです。


デザートっていうか…


おなじみのフルーツが一口ずつ、剥かれてでてきただけでした。 しかも酸っぱい!(笑)

これはちょっとなあ。もうちょっと、飾り気があってもいいような。


何も知らなければ、まあこんなものなのかな?と思うところですが、何しろイメージ写真がねえ。

と、改めて見比べてみると、


もう一度イメージ写真


一品ずつの内容や量はさておき、品数が違う。

上の写真のピンクの↑に該当するもの(焼き物)が、今回は出ていないんです。(さんが焼き?だとすると、今回は小鍋を使うものが出ていないことに)

実は、写真を見たときからこの焼き物が一体何なのかが気になっていたので、余計にひっかかる。
品数が違うなら、イメージ写真なんて出さないほうが良いんじゃないのかなあ。


で、最後に。

食事を終えたとき、「お夜食にどうぞ」と渡されたのが、これ。


夜食の稲荷ずし


お稲荷さん。

これが一品足りない分ってことなのかなあ。

こういうサービス、他の宿でも受けたことがありました(その時はちゃんとした押し寿司でした)。この一品でサービスしている感は演出できますが…でもお稲荷さんって原価が低いんですよね。

ちょっと、ごまかされた気がしなくもない。


とまあ、そんな感じで。

夕食も、特に悪いというわけではないのですが、宿泊費に見合った内容かといわれれば、んーーー…、となるような。

「現場で手をかけている感じ」があまりしない食事でした。

これも効率化なのかなあ…


この次は朝食編です!この朝食が、今回のビックリ大賞でしたよ(笑)


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鳩山荘松庵@館山:施設編

色々ビミョーな鳩山荘松庵@館山


しばらく間があきましたが、「忘れないうちにとにかくアップしちゃおうシリーズ」第三弾です!

この宿の話をするのはどうかな…という気もするのですが、口コミサイトの評価だけを参考にすると、実際に行って「?」となる人もいそうなので(私もです!)、ざっくりと感想を書いておくことにします。


先日、いろいろな経緯で房総・館山の鳩山荘松庵という宿に旦那と行くことになりまして。

いろいろな経緯といっても、そもそもは単に「海辺にあるちょっといい宿で、のーんびりしたい」という単純な動機なのですが、他にも候補がある中で鳩山荘を選んだのは、あれこれ考えた上での判断だったのです。


ところでこの「鳩山荘」という名前、「あの鳩山さん関係?まさかね」なんて思う人もいるでしょう。

実は、実際そうなんです

といっても由紀夫氏ではなく、その御祖父様。元首相の鳩山一郎氏の別荘だった場所にある宿だとかで。(由紀夫氏ご本人も、幼少時代にはここに来たのでしょうけれど)

鳩山家といえば、誰もが知っている超お金持ち(下世話な表現で失礼)ですよね!公式サイトでは、この「鳩山一郎氏の別荘」というイメージを前面に出して、高級っぽいイメージを作っています。


公式サイトの画像


ただしこの宿は、別荘の跡地にあるだけで、別荘自体ではないのです。別荘そのものだと思い込んでいる人もいるようですので、誤解されませんよう。


私自身はそのいわれ自体にはそれほど魅力は感じませんでしたが、「すべての客室の窓から海が見える」、「外に出るとすぐ海」、「宿泊費からすると安宿ではないので、ゆっくりくつろげそう」というあたりが、今回のチョイスのポイントでした。

ちなみにこのときの宿泊費(お酒などは別)は、2人で37,800円+入湯税。GWなどは、同じプランでこの倍近くするようです。何でもない日の小旅行にはちょっと高いかな、とは思いつつ、「あまりリーズナブルな宿は、騒がしくて落ち着けないかも」と、あえてこちらにしたわけです。


モダン和室…CGか?(笑)


今回泊まったのは、「松庵モダン8畳」というタイプのお部屋ですが、公式サイトの写真は上のような感じ。

色々イメージを盛っているんだろうなあとは思いつつ、海が見えるテーブルが広い窓の窓際に据え付けられているのが気に入り、この宿、この部屋にしたのです。


で、実際の写真は下のような感じ。(冒頭の写真もそうです)


モダン和室・実際はこんな感じ


イメージ写真では、窓枠が消されてたのね(笑) イメージ画像の広い窓が良くて、この部屋にしたんだけどな。

でもまあ、この程度なら許容範囲です。

それに、窓からの眺めは実際良かったですよ。


窓からの眺めは良し


ただし、それ以外はちょっと、というかだいぶ、イメージと違ったかな…。


立派そうな門を抜けて宿の外観を初めて見たとき、旦那がまず発したのは「国民宿舎か市区町村の保養所みたい…」という言葉でした。


これ、実際そうなんです(その2)。旦那の鋭さにビックリ。

ここ、以前は国民宿舎だったところを民間が借り受けて営業しているそうで、建物の構造が非常に簡素。そこに、ちょっとしたリニューアル、そして鳩山荘という名前で付加価値をつけているといったところでしょう。

なるほどね~。そういうハードで高級感を出すのは、運営する側にも苦労があるでしょう。


でも、それにしても。
ちょっと色々盛りすぎというか、意図的に誤解させようとしているというか。


例えばですよ。

公式サイトでは、女性用の大浴場の紹介に、こんなイメージ写真↓が出ていまして。


お風呂は…ちょっとどうかなあ


この写真とともに、

窓の向こうに広がる海、湯のぬくもりに癒される
どこまでも広がる青い海。天気の良い日には水平線のかなたに秀麗な富士山が姿を現すことも。
湯のぬくもりに心も溶け込んでいく・・・

などと書かれています。


これを読んだら、「あ、眺めのいいお風呂なのね、海が見えるのね」と思うでしょう。
それは確かに間違いではありません。ただし入り口で立って見れば。

湯船に入ると、富士山どころか海も見えないんです
大浴場に行って、えっ?となりました。

他のお客さんたちも、湯船につかって「海が見えない…」と苦笑いです。 まあ、湯船から見えるとはどこにも書いていないので、嘘ではないんですけど。


そんな感じで、イメージ盛りすぎ!というのが、この宿に一貫して言える問題点です。


ロビーラウンジも、公式サイトでは素敵なイメージ写真が出ていますが、ちょっと雰囲気が違うかな…


ロビーラウンジ


いろいろイメージ作りを工夫はしているのでしょうけれど、イメージ写真が良く見えすぎなのでしょう。

あ、ラウンジにコーヒーがセルフで飲めるコーナーがあるのは良かったです。


コーヒーだけは良かったけど


ただ、こういうセルフサービス、ビジネスホテルっぽい感じがしないでもありません。今、セルフのコーヒーサービスはよくありますもんね。


ちなみにこの宿、お土産コーナーはありません

私自身は宿で土産物を買うことはほとんどないので困りませんし、はじめは宿の雰囲気にふさわしくないからかな?なんて好意的に受け取ったのですが、あとあと考えると「効率化」のためなのでしょう。

とにかく効率的に・人を使わずに・経費節減というスタンスなのが、あとあとわかってきます。


といいますか、実はチェックインの時点でうすうす感じてはいたのですが。

この宿泊料金で、部屋まで案内もせず(鍵を渡して自分で行け、と)、当然荷物も持たず、非常口の案内もなく、もちろん「お着き菓子」(旅館に着いたとき、ロビーや部屋で出されるお菓子)などあるはずもなく、あまつさえ浴衣はセルフコーナーから自分で持って行ってくださいって。

サービスが、ホントにビジネスホテルっぽいんです。

そして、そのセルフコーナーから自分で持ってきた浴衣を裏返すと、


浴衣に穴(苦笑)


デカい穴が開いてました。

これ、洗った人も並べた人も、誰も気がつかないってことはないよね… 


ちょっと色々ビックリ。腹が立つというより、イメージとのギャップにビックリ

この段階で色々ビックリですが、続きは食事の話で!


ちなみに、ロビーラウンジには、鳩山邦夫氏(「友人の友人はアルカイダ」な人)の書も飾られていました。


友愛


これは…、うーん、色々な意味で、やめたほうが良いんじゃないかなあ(苦笑)。


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