温泉

湯之島館@下呂温泉:温泉と朝食編

揃えられた草履


湯之島館@下呂温泉:夕食編からの続きです。


冒頭の写真は、早朝、窓から下を見たときに見えたもの。

下の部屋の縁側に、草履がいくつも並んでいました。
なんだか懐かしい光景だなあ…


さて、温泉旅館に泊まるときには、チェックイン後すぐと、早朝の入浴が欠かせません。

特に早朝は、まだ人が少ないので、貸切状態のことがあるんですよ~
といっても、皆さん同じように思うのか、夜よりもよほど混んでいる場合もありますけどね(笑)


湯之島館には大きな大浴場と露天風呂があります。

温泉の大浴場って、よほどタイミングが良くなければ写真が撮れないんですよね… ということで、写真は公式HPからお借りしました。


大浴場広々~


大浴場、広々として気持ちいい。
このときはまだ人も少なく、いっそう広々と感じました。

ただね。

この時にいた数人が、皆さん中国語圏の方だったんです。

広東語ではなく普通話(北京語)のようだったので、香港ではないようです。中国北部か、ひょっとすると台湾かも?
どちらかはわかりませんが、皆さんグループのようで。

その場にいる日本人は、どうやら私一人。日本にいながら、なんというアウェイ感。


実は私、普段はインバウンドの受け入れが多い温泉宿は避けていたんですよね… 

というのも、ほら、中国人のお客さんが温泉でとんでもないことをする、という話がありますよね…。書くのがはばかられるので控えますが、そんな場に出くわしたらトラウマになってしまいそうな。


でも。

このときのお客さんたちは、時折する会話の声は大き目ではありましたが、皆さん比較的静かにお湯を楽しんでいます。

それに、どうもこちらの様子を覗っているようなんです。

大浴場の浴槽のまん中に、大きなモニュメントのような吐水口があるのですが(写真参照)、私が彼女たちの後から浴槽に入ったとき、私はお互いに姿が見えないように、吐水口を挟んで反対側に座ったのです。

なぜかというと、外国の人はこういう場を恥ずかしがると聞きますし、特にわざわざ早朝に入浴しているのは、日本人が少ない時間帯を選んだのかなあ、と思いまして。


すると、露天風呂に入ったときに、ちょっと面白いことがありました。


露天風呂が気持ちいい


(露天風呂はこちら↑。空が広く見渡せて、こちらも気持ちいいですよ~)

露天風呂は、私の方が先に入っていたのですが、先ほど大浴場で居合わせた女性が後からやってきました。そして、キョロキョロしながら私が見えない岩陰を探し、そこに静かに座ったのです。

つまりその女性はおそらく、私の意図を理解して、その真似をしたのでしょう。


それを見て、あっ、と思いました。

それが日本のマナーだと思ったんだな、と。そして、日本のマナーを身につけようと周りを観察しているんだな、と。


中国からのインバウンドといっても色々な方がいますし、わざわざ下呂温泉までやってくるということは、おそらく日本旅行は初めてではないのでしょう。そういう中には、日本のマナーや習慣を意識している人も多いのだろうと思います。

こういう人たちなら、どんどん日本に来てほしいなあ、と。

それに、温泉で粗相をする人たちに関しても、事前にガイドなり旅行会社なりが事前にしっかりレクチャーしていれば、ある程度防げることだと思うんですよね。(といっても、まあ、限界はありそうですが…)


あまり偏見を持っちゃだめだなあ、とか、今日本人が中国人旅行者に感じているようなことを、昔はフランス人が日本人旅行者に感じていたんだろうなあ、とか(今もらしいですけど!)、いろいろ反省しました。

彼女たちは温泉を十分楽しめたのかな?

ええと、温泉ではなくインバウンドの話が長くなってしまいましたが、朝湯の後は朝食です!


湯之島館の朝食


朝食は部屋ではなく、朝食会場でいただきます。

おしながきはありませんが、公式サイトには一例として

朝のジュース
本日の小鉢3種
温泉玉子
寄せ豆腐 生姜餡かけ
本日の焼き魚
朴葉味噌
ご飯(飛騨産こしひかり)、お椀
梅干、香の物
ヨーグルト、果物

とありました。


ごはんのおとも


まあ、惣菜やお新香類、サラダなどがちょこちょこと。いかにも旅館の朝ごはんっぽいですね。


サラダとお新香


それに、よせ豆腐がおいしかったです。


よせ豆腐のあんかけ


そして、お魚の朴葉焼き。


鱒?の朴葉焼き


これは鱒だったのかな、鮭だったのかな、定かではありませんが、朴葉焼は、飛騨牛と同じく「これがなくちゃ」的なメニューですよね。


食事はすばらしい!というほどではありませんが、悪くなかったんじゃないかなあ。

だってこれで、鳩山荘松庵よりずっと安かったんですよ!


ゴージャスとかモダンとかいう類の宿ではありませんが、面白い宿だったなあ、という印象が強く残っています。


貸切風呂の廊下のタイル


おまけの写真↑ 使うところがなかったので(笑)

これは、貸切風呂の廊下のタイルです。こういうテイストが好きな人は、行ってみてくださいね!


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湯之島館@下呂温泉:館内編

謎の空間


湯之島館@下呂温泉:お部屋編の続きです。

前記の通りこちらの施設は、温泉旅館というよりリゾート・レジャー施設としてオープンしたそうで、洋風の設備があちこちに見られます。

上の写真は、ガラス張りの小さなホールのような空間で、ホームページのイメージ写真にもなっています。でもここ、今は使われていないようで、たしか館内案内にも出ていなかったような。あちこち歩き回って見つけました。


廊下


館内がいりくんでいるので、気ままに散策するのはなかなか楽しい。宿の中だけで迷子になれそうです(笑)


パティオというかなんというか


うろうろしていると、突如パティオっぽい場所に出たり。私たちが泊まった部屋と同じ宿とは思えない和洋混在ぶりです(和洋折衷じゃないんだよなあ…)。

ちなみにこの写真の場所には足湯があります!
洋風な建物を眺めながら、足元は湯に浸かっているという、不可思議な状態が楽しめます(笑)


あと、こんな施設も。

温泉といえば、


卓球コーナー


そう、卓球でしょう!

卓球コーナーです!タイルのレトロモダンな感じが不思議~


そのほかにもいろいろ面白い施設があるんですが、実は私が下呂温泉の数ある宿の中から湯之島館を選んだのは、ここにダンスホールがあると聞いたからなんです。今はその場所をナイトクラブとして使っているとか。


写真が撮れなかったので、公式ページから拝借しちゃいます。


ダンスホール


昭和初期の「本物の」ダンスホール(の跡)なんて、ぜひ一度見てみなければ!

なんて思ったのですが…

夕食後に覗いてみたら、お客さんは一人もいなくて。
しかも、ホールではプロのダンサーらしき男女が踊っていました…

ナイトクラブの薄暗い照明の中、眉ひとつ動かさずに、ただきびきびと踊り続ける、そう若くない男女のダンサー。

な、なんか、怖い…(なんでだ)

今この状態で入ってしまったら、ソフトドリンク一杯で出てくるわけにはいかなそう…

ということで、ここが目当てで来たはずなのに、外から恐る恐る見るだけで終わってしまったのでした(笑)
まあ、私にはダンスホールなんて縁がないってことでしょう!


そしてこの宿にはもう一か所、「なんだか怖い」施設があるのです。「怖い」の意味はダンスホールとは違うんですけど。


なんだかサイケな廊下


これ、何かわかります?

なんだか昔の刑務所の廊下のような感じにも見えますが…(照明がサイケだけど)

実はこれ、貸切風呂なんです。

湯之島館には立派な大浴場があるのですが、そのほかに小さな貸切風呂がいくつもあって、空いていればいつでも入れるようになっています。


が。

これが、独特の雰囲気でしてね(笑)


廊下から続くドアを開くと、まず前室(脱衣所)があるのですが。

その前室を覗いたとき、思わず絶句してしまいました。


貸切風呂の前室


思い浮かんだのは、なぜかサナトリウム
あ、現代のではなく、昔の物語に出てくるようなヤツね。なぜだか古い療養所を思わせる雰囲気なんです!
前室の間取りは貸切風呂によっていろいろでしたが、雰囲気は皆共通(笑)

そしてその奥に、それぞれのお風呂場があります。


貸切風呂


お風呂場には、小さな浴槽とタイル張りの洗い場があるのですが、これがまたなんというか… 

軽く「レトロ」と表現するには本物すぎる古さ。昔の温泉施設はこんな感じだったんですねえ。


この貸切風呂、おそらくはほとんど使う人がいないのでしょう、お湯の温度が調整されていないようで、めちゃくちゃ熱ーっついし、さらにシャワーが壊れていて、ホースの途中から水が噴き出してきました。

うへえ、こんな貸切風呂、あり?

そのうちなんだか可笑しくなってきて、旦那と笑ってしまいました。

いやー、なんなの、ここ。

面白い。面白いけど、やっぱりなんか怖い(笑) 


家族でワイワイとか、カップルでロマンチックに、なんてことには絶対つかえなさそうな貸切風呂(笑)

でも、風変わりなものが好きな人には絶対おすすめですよ!


あとは、コスプレイヤーのお嬢さんたちが写真撮影するのにいいんじゃないかな~
この凄みのあるレトロ感、テーマパークやスタジオでは絶対に出せないですからね!


さて次は、夕食編です!


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湯之島館@下呂温泉:お部屋編

湯之島館@下呂温泉


「忘れないうちにとにかくアップしちゃおうシリーズ」第四弾!名湯下呂温泉の歴史ある温泉宿、湯之島館です!


ここのところ、妙に「古い旅館・レトロホテル」に心惹かれるのです。

昔、まだ20代前半だった頃に見た映画に、こんなシーンがありました。
中年夫婦の御主人(アンティーク好き)が奥様に、「僕は古くて美しいものに目がないのさ」というのです。すると奥様(美熟女)は、「もしそれが私のことだったとしても、許してあげるわ」と返す。

実はこの映画、他のことは全然覚えていないのに(ぶっちゃけタイトルすら覚えていない)、この掛け合いだけが非常に気に入りまして


それから××年。いつしか私も古い宿好きになっていましてね…。

私、ご主人のセリフのように、自分で自分を慰めたいのかしら(いや、そもそも「美熟女」という前提が違うだろう!)


で、湯之島館。昭和6年創業の歴史ある温泉宿です。


湯之島館のレトロな外観


ただしこの宿、いわゆる老舗旅館とは一味違います。というのは、当時の温泉レジャー施設的な位置づけだったようで、和洋折衷の独特な雰囲気なんです。

といっても、実はその辺はあまりわからないまま、なんか面白そう!というノリで泊まりに来たのですが。普通の鉄筋の旅館より面白そうでしょ?


湯之島館は、四万温泉の積善館と同様に増築を繰り返したことから、色々なタイプのお部屋があります。

私たちが宿泊したのは、確か登録有形文化財の本館の部屋じゃなかったかな?(実はよく覚えていないっていう…)

お部屋の中は、こんな感じ。


部屋の中


こういうレトロな宿に泊まるとよく思うのですが、部屋の中は「古っ!」とは感じないことが多いんですよね。きちんと手入れがされているからでしょうか?
まあ、手入れがされていないところは、「古っ!」ではなく「ボロッ!」と感じたりしますけどね…


それほど古さを実感しない室内。でも、窓から外観を見ると、


窓から見た様子


おおっ、カッコええ…となります(笑)


回り縁側


写真ではわかりにくいですが、部屋の周りをぐるっと囲む回り縁側が、今では贅沢な作りです。その外に緑が見えるのも贅沢。

このレトロ感に、あー、来てよかった、やっぱり温泉宿はこうでなくっちゃ!とほくそ笑んだわけですが、でもよくよく考えると、すぐにお湯に浸かりに行ってしまうので、部屋でのんびりしている時間はあまりないんですけどね(笑)


ちなみに、夜の景色も風情がありますよ。


Gero_14


向こうのお部屋のお姉さん、カーテンを閉めずに縁側でくつろいでいました。
こちらのカメラには気づいているのですが、全然動じず、こっちをのんびり見ていたので…スミマセン、フレームに入れたまま撮っちゃいました…


次は館内の様子に続きます。ここ、館内が変わっているんですよ~(笑)


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積善館@四万温泉の朝ごはんと諸々の話

積善館@四万温泉の夕ごはんの続きです。

あ、朝ごはんの前に、夜の話。

この宿、休日は若いお客さんが多いせいか、夜も騒々しくなることが多いようで、私たちが泊まった日も近くの部屋の若い夫婦?カップル?の女性が深夜まで奇声をあげて騒いでいました。たぶん酔っ払いでしょうね。うギャーッとか、ホントに奇声なんです。うるさくて眠れないっつーの


で、朝ごはん。これもラウンジでいただきます。


積善館@四万温泉の朝ごはん


取り立てて変わったところのない、「旅館の正しい朝ごはん」的な内容ですが、温泉のお湯を使ったお粥がおいしかったなあ。


温泉粥


あ、そうそう、この温泉は飲用できるんですよ!特におなかの調子が良くない人に効果があるそうです。


この朝食でもうひとつ特筆すべきは、おばあちゃん。たぶん社長さんのお母さん(大女将)なのでしょう、かわいらしいおばあちゃんが、客のテーブルを一つ一つ回りながらお茶をいれてくれるんです。

くっそー!卑怯だぞ!私はおじいちゃんおばあちゃんに弱いので、昨日眠れなかったことや色々な不満がすべて「ま、いっか」となってしまうじゃないの!(笑)(でもここに書くけど)


そして朝食の後は、貸切風呂にGO!

早朝にまず大浴場に行き、さらにチェックアウト前に、もう一度のんびりお風呂です。有料で要予約ですが、半露天になっていて気持ちよかったですよ。(ちなみに無料の家族風呂もありますが、いつも使用中で入れませんでした!)


貸切風呂


ただこの有料のお風呂、貸切風呂が二つ隣り合わせになっているので、隣の人の会話が結構聞こえます。で、このときもまたヤンキー風の女性の声が騒がしくてね~(苦笑)

まあこういうのは、他にどんなお客さんが泊まっているかによってあたりはずれがありますよね。ただ休日は若い人(というか騒がしい人)が多いようなので、静かに過ごしたい人は、できれば平日に泊まったほうがいいかもしれません。


+++


さて、これまで宿について色々書きましたが、最後に四万温泉の話。

ここ、ある程度知名度の高い温泉地だと思いますが、いわゆる「温泉街」的な賑わいがほとんどないんです。


四万温泉の繁華街?


チェックアウトした後周辺をぐるっと散歩したのですが、開いているお店が少ない!でもお客さんは結構いるようで、皆さん時間つぶしに困って途方にくれているようでした。

でもね、ここ、レトロっぽく写真を撮ろうと思うと、それなりに雰囲気が出る。そこがまた問題(?)というか。


レトロっぽくて、絵になっちゃうのよね


何が問題って、写真の印象と実態のギャップが大きすぎる

カメラを首から下げている若い女の子たちを何人も見ましたが、彼女たちはきっとステキ写真をとってSNSなどにアップするのでしょう。そうすると、それを見て「わあ、ステキ!」「ジブリっぽい!」と訪れる若い人も出てくるわけで。

すると、この温泉地(と、本来の湯治場的ポジション)と、訪れる若い人の間でさまざまなギャップが…
(そして宿で大騒ぎする人たち続出、ということに)


レトロなお店


写真が好きな人の多くは、見たものをそのまま撮るのではなく自分のイメージに合うものを選んで撮るでしょ?そしてここは、「レトロな温泉地のイメージ」という目的に合うものを見つけ、そのように撮れてしまう場所なのです。

でも実際は、そういう写真のイメージとはだいぶ違いますから!。私は常々「写真は嘘つき」と思っていますが、今回ほど実感したことはない(笑)


四万温泉の川沿い


とはいえ、鄙びた温泉地でのんびりしたい人には、お湯も良いですし、いいのではないかと思います。ただし平日ね!休日は若者が多くてにぎやかになるので!


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積善館@四万温泉の夕ごはん

ジブリ映画のモデルになった宿?積善館@四万温泉の続きです。


私たちが泊まったのは積善館の中で真ん中のランクに位置する「山荘」ですが、食事はより高級なエリア「佳松亭」のラウンジで取ることになります。

この佳松亭、昭和(民宿)的な山荘とは違って近代的な旅館になっていまして、高級感があるのですが、一方で積善館のイメージのレトロ感はまるでありません

ここでいただく食事もそんな感じで「こぎれいな旅館のお夕食」といった感じでした。


では、この時の献立の内容をご紹介しましょう。

まず、御采。


御采

鮭小川付け、なまことろろ、芽慈姑(くわい)、雪輪長芋、鶏松風、穴子の八幡巻 だそうです。


続いて椀物。


椀物


蟹花咲椀 羽二重餅(人参・大根・牛ロース) 熨斗餅 金箔 つるな ゆず… 金箔も品書きに書くんですね(笑) でもこの椀物、上品な味でおいしかったです。


割鮮(「かっせん」、新鮮な魚を生で食べるものです)


割鮮


旬魚盛り合わせ 鮪 勘八


五徳。

五徳


湯の華蒸し 嬬恋甘藍(キャベツ) 舞茸 巻湯葉 蒟蒻 麦豚 銀光 上州牛ロース 笹牛蒡

んー、この品書きはちょっと気取りすぎなような。キャベツまで漢字にしなくていいと思うんだけどなあ?


焼物。


焼物


油鮭塩焼 お多福豆 零余子ココアまぶし


温物。


温物


聖護院大根柚子味噌掛け 梅人参 海老 菜花 柚子味噌


食事。


食事っていうかご飯


熊本県産ミルキークイーン 鶏飯

「ミルキークイーン」ってなんぞや?鶏の品種?と思ったのですが、お米の品種でした!知らなかった…

ちなみに写真に香の物と留椀も写りこんでます。


水物。


水物


練乳寄せ ガトーショコラ


このデザート、違うタイプのデザートが二種類、少しずつ出てきて、なんだか嬉しかったな(笑)


食事の間、スタッフの人はとても丁寧で、お部屋に案内してくれた中居さん(結構アバウトなお姉さん)と同じ宿の人とは思えない接客でした。
というか、本館や山荘とはちょっと…いや、かなり空気が違うんです。

ただ、それがいいかどうかは少々微妙で…
高いのに民宿みたいな部屋と、モダンなラウンジでの食事のギャップが大きすぎて、かえって妙な気分になりました。あ、食事はおいしかったんですけど。(笑)

この宿は、本館(洗面所・トイレ共同)に泊まって湯治場気分を味わうか、佳松亭でちょっと良い旅館的に過ごすかのどちらかがいいのかもしれません。そのどちらでもない山荘は、ちょっと中途半端だったかな~。


さて次回は朝ごはんとその他もろもろの話です。

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ジブリ映画のモデルになった宿?積善館@四万温泉

ジブリ映画のモデルになった?積善館@四万温泉


草津ホテル@草津温泉につづき、忘れないうちにとにかくアップしちゃおうシリーズ第二弾、積善館@四万温泉です!


積善館本館


四万温泉は古くから湯治場として栄えた温泉地だそうですが、積善館は1691年創業の歴史ある温泉旅館だとか。
近頃は、ジブリ映画「千と千尋の神隠し」のモデルになった宿という触れ込みで若い人に人気のようです。

実は私、そのあたりはよく知らずに来たんですけどね。ただ、ホームページなどの写真がとても素敵でしたし、なかなか予約が取れなかったので、さぞ良い宿なのだろうと期待していました。


で、いざ宿に行くと、四万温泉自体がかなり渋めの温泉地にもかかわらず、積善館周辺には若者やカップル、若い家族が多いんです!


赤い橋のたもとは観光客でいっぱい!


それも、宿泊客だけでなく近くの宿に泊まっているらしい人たちも、映画の雰囲気に似た赤い橋から望む本館の姿を見にきているようで、宿の周辺は常に大勢の人でごった返していました。ジブリ効果、すごいですね!


そしてもう一つ、人気の理由は「元禄の湯」です。


有名な元禄の湯

(元禄の湯は撮影禁止なので、写真はホームページからお借りしました)


積善館は、湯治宿の雰囲気を色濃く残す「本館」と、昭和レトロな「山荘」、近代的な「佳松亭」の三つのエリアに分かれているのですが、本館の顔となるのが元禄の湯で、日帰り入浴もできます。

こうしてみるとなかなか素敵ですよね!でも、これが実際に入るとびっくりなんですわ(笑)

どうびっくりかは実際に入ってからのお楽しみ。でも私は居心地悪かったなー(苦笑) とはいえなかなか面白い体験ではあります。こういうの、近代的な温泉ではあまりない様式でしょうからね。


そういうレトロな宿なので、宿泊するお部屋もかなり雰囲気があるのだろうと期待していました。ちなみに泊まったのは「山荘」で、公式HPには「昭和の栄華を語り継ぐ浪漫を語る匠の世界が味わいです」とかなんどか。


ところが。

まあ確かに昭和ロマンといえばそうなんでしょうけれど。少なくとも私たちが泊った部屋は、なんかちょっと違ったんです。


むしろ民宿?というテイスト。


いや、民宿風でもいいんですよ、古い宿ですし、そういうのは嫌いじゃないんです。でもこのお部屋、宿泊代が…(涙) 結構なお値段なんだけどなぁ。


普段の旅行では部屋に入るとまず写真を撮るのですが、今回はその元気が消失してしまい(苦笑)、しばらくたってからごく一部、絵になりそうなところだけ撮りました。


部屋は…うーん


絵になりそうなところ、と探したら、障子の細工だけになっちゃったんですけど(涙)

でも、こういう細工は確かに手が込んでいてきれいですね。


障子などの細工はきれい


後で気が付いたのですが、この部屋の障子細工は宿のHPの写真にも使われているものでした。ってことは、私たちが泊った部屋だけが、山荘エリアの中で特に残念な部屋ってわけじゃないんですよね。うーん…。


というか、そういうものしか撮れない(涙)


少し前に、こことよく雰囲気が似た古い宿に半額程度で泊まったばかりだったので、相場観がわからなくなってしまいました。

ジブリが好きな人には「ジブリの世界そのもの!」と好評のようですから、まあいいのかなあ。私は特にジブリファンではないので、そのあたりが鈍いのかも。


まあいずれにしろ、レトロな宿であることには間違いありません。

特に館内の表具類は細工が細かくて素敵ですよ!


他の部屋の凝った細工


あと、夜はなかなか雰囲気が出ます。「昭和レトロ」とか「大正ロマン」というより「ザ・湯治場」な感じですけどね(笑)


本館のレトロな館内


宿泊費の費用対効果(?)を考えなければこういうのは好きなので、夜に宿の中を散策するのは悪くないです。


湯治場っぽくてこういうのは好き


下の写真は本館から山荘に続く廊下ですが、トンネルになっています。これが「千と千尋~」で出てくるトンネルのイメージになっているのではないか、とかなんとか。


ジブリモデル説根拠の一つ、トンネルの廊下


宮崎駿監督は実際にこの宿に滞在しているそうですから、そのときのイメージがモチーフになっているのかもしれませんね。


ちなみに、夕方に宿の社長さんによる宿の説明会があります。「歴史ツアー」と呼んでいたと思いますが、館内を実際に見るツアーの時間はほとんどなく、ほぼスライドによる解説です。

せっかくなら館内を歩いて説明してくれればいいのに、という気もしなくもないですが、宿の歴史やジブリに興味がある人は面白いと思いますよ。

その話を聞くと、こういう窓の情景↓も一味違って見えるはず。


夜はフォトジェニック


しかし、特に夜はフォトジェニックですね~。


夜に外から見るのが良いです


ジブリの世界?を堪能したいなら、まず一度立ち寄り湯で訪れてみて、気に入ったら後日改めて宿泊する、というのもいいかもしれません。


あ、大事なことを忘れていましたが、肝心の温泉の話。宿泊者は元禄の湯だけでなく、佳松亭の大浴場が使えます。ここはなかなか気持ちが良かったですよ!また小さな家族風呂や、有料の貸切風呂もあります。(さすがにあの元禄の湯だけではつらい…)

お湯は「四万は草津の仕上げ湯」と呼ばれるほどのやさしいお湯でした。ただ寒さのせいか、ちょっとぬるかったかな…


続きはごはんの話です!

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草津ホテル@草津温泉の朝ごはん

草津ホテル@草津温泉の夕ごはんの続き。

朝ごはんも部屋食です。朝食時間の少し前にお布団を上げに来るというので、結構早めに準備して待っていましたが、結局予定時間より遅くなってから中居さんとお布団係の人がほぼ同時に来ました(苦笑)。

こういうことを考えると、部屋だしも良し悪しですね。


で、朝ごはん。
今回もずらずらと出しておきます。


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メイン?は湯豆腐でした。最近のはやりなんでしょうか、他の宿でも何軒か朝食に湯豆腐が出ました。


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湯豆腐っておかずにならないんだよなあ、などと思いましたが、湯豆腐自体はおいしかったです(笑)


でもそのほかには温かいものがなかったような。(汁物はちゃんと温かかったですよ!笑) 部屋出しだと、いろいろ大変なんでしょうね。


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他は一般的な旅館の朝食という感じかな。

シャケのつけあわせはなぜかガリでした。


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ガリは好きですが、こういうのは珍しいですね。


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ごはんのおとも、色々。そういえば海苔はありませんでした。なんかのこだわり?

そしてもう一つ面白いなと思ったのが、温泉なのに温泉卵ではなく玉子焼きなんです。


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この玉子、甘めでおいしかったです。でも、なぜ温泉卵は出さないんだろう…

夕食も、旅館などで定番の茶碗蒸しがなかったのですが、これはおそらく温かい状態で出せないからなのでしょう。(汁物が冷めるくらいですから) でも温泉卵にしないのは…今回たまたまではなく、いつも出ないようなので、ますます不思議。なにかこだわりがあるんでしょうね。


* * *


あ、そうそう、写真はありませんが、温泉自体はとーってもよかったです。泉質が素晴らしい! なめらかな湯触りが心地よくて、さすが日本三大名湯の一つ、と唸ってしまいました。これはホント!

草津ホテルは、西の河原から源泉を引いているそうですが、草津の旅館で6軒しかひいていない貴重なお湯だそうですよ。

あと、貸切風呂(家族風呂 小さいですが)が無料で使えるのも良かったです。予約が必要なので、使いたい人は早めに予約するのが吉!


とまあ、まずはこんなところで、気が向いたらそのうちまた細か感想&情報を追加します!

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草津ホテル@草津温泉の夕ごはん

草津ホテル@草津温泉の続き。夕食の話です。

草津ホテルは基本的に、食事処ではなく部屋での食事になります。当初、部屋食はいいなあと思ったんですが…

実は、このホテルに滞在した人の口コミを読むと、悪い評価をつけている人は必ず「中居さんが…」と評しているんです。
で、今回、部屋食の支度でその意味が分かりました(笑) その辺は、そういったレビューをご参照くださいね。


そんなわけで、食事の前に萎えてしまってあまり楽しめなかったというのが正直なところなのですが、とりあえず写真だけ出しちゃいますね!(説明も少しだけ追加しました)


順不同ですが、鍋:上州牛鍋。柔らかくておいしかったです。が、脂の塊がちょっと多すぎかなあ。


上州牛鍋


八寸:梅貝、ふぐ鉄皮煮こごり、鶏松風、サーモン手まり寿司、いくらゆずおろし


八寸


酢物:金紙巻き エビやキュウリが薄焼き卵で巻かれていました。これはおいしかったな。


金紙巻き


先付:春菊、椎茸、蟹


先付


お造り:マグロ、カンパチ、甘海老。


お造り


こういう旅館は山の中でもお造りが必要なんですかね…。海のお魚のお刺身を山で食べたいとは思わないんだけどなあ。(でもマグロはおいしかったです)


洋皿:豚の角煮


洋皿


この角煮は…パサパサに乾いていました。ジャーキーみたいな食感。時間がたちすぎたのか、もともとそういうものなのか。


煮物:かぶ、梅麩、アナゴ、こんにゃく


煮物


揚皿:海老、レンコン、まいたけ、ししとう…と書かれていましたが、たらの芽。


揚皿


たらの芽の天ぷら、おいしかったです。

このほかにお凌ぎに蟹の炊き込みご飯、汁物、香の物、水菓子(フルーツ)が出ました。

食事の内容自体は可もなく不可もなく、という感じでしたが、男性には量がちょっと少ないかな?追加のお料理もあるので、そういうのを頼んでもいいかもしれませんね。

ただ、「これはちょっと…」と思ったのが汁ものがすっかり冷めた状態ででてきたこと。 これまでいろいろな宿に泊まりましたが、どんなリーズナブルな宿でもこんなことはなかったけどなあ。

汁物を温かい状態で出せないくらいなら、部屋食なんてやめて、いっそ宴会場で出せばいいのに、と思います。

まあこの感想も、中居さんの態度(※)が、ますますそう感じさせたのかもしれませんけどね…

(※おそらく本人は悪気がないんでしょうけど、田舎の食堂のおばちゃんみたいな横柄さ、といえばイメージがわかるかなあ… これが民宿なら、そういう態度でも気にならないんですけどね)


さらに続いて朝ごはんの話


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草津ホテル@草津温泉

草津ホテル@草津温泉


2015~2016年にかけてあちこちのホテルや旅館に泊まったのですが、きちんと順序立ててブログに書こうと更新せずにいる間に、いろんなことをどんどん忘れてきてしまっています(苦笑)

ということで、とりあえずもう、写真だけでもどんどんあげて行っちゃいます!

まずは草津ホテル@草津温泉!ここ、一番最近泊まったところです!


草津ホテルの外観


大正2年創業とかで、レトロな外観がかっこいい温泉旅館(温泉ホテル?)です。

でも実際に入ってみると、中はそれほどレトロな感じじゃなかったかな… まあ、つい最近ホントにレトロなクラシックホテルに泊まったので、それと比較してしまうせいもあるかもしれませんが。


カフェスペース


上の写真はコーヒーがセルフで飲めるカフェスペースです。こんな感じでアンティークな雰囲気を作っている空間もあるのですが、全体的にはきれいに整備されていて、温泉も含めて特段古さを感じる部分はありません。


カフェの外の干し柿!


もしかすると、長年古さを感じさせないように改装してきたものも、ここにきて逆にレトロ感を出そうと方向転換しているのかも?

まあ、レトロっぽいけど古びた感じはしないので、若い女性には好まれるかもしれませんね。個人的には、もうちょっと時代が感じられるほうが好みかな(笑)


新館の室内


今回泊まった部屋は新館です。
古いほうが良いといいつつ新館、というのもあれですが、ちょっと前に泊まった古い旅館がホントに古くて、上下左右の部屋からの物音が騒々しくて眠れなかったので、今回はプライベートが保てそうな新しめの部屋にしたのです。


部屋自体はなかなか素敵でしたよ。モダン和風、ということでしたが、畳の部屋の周りに、その部屋用の廊下が巡らせてあるのが面白いです…なんといえばいいのかな、館内の廊下から部屋に入ると、その中にさらに廊下があるんです。


部屋の中の廊下


上の写真は、その室内の廊下から、外の廊下に続くドアを見たところです。

廊下のスペースがかなり広い。で、和ダンスが置いてあったりします。


廊下の和ダンス


贅沢な空間設計ですねぇ!

これだけ外の廊下との距離があると、廊下からの音はあまり聞こえてきません。だから室内は静か…

のはずだったんですが!


実際には、他の宿泊客の騒音が激しく、あまり落ち着いて滞在できませんでした。若い人に人気の宿は、どうしても騒々しくなってしまいますね!こればかりはどんなお客さんと一緒になるかによると思いますが、かなり残念…


明け方の空


上の写真は明け方部屋から見えた風景。下弦の月が南の空に見えていました。こうしてみると静寂そのものですけどね~。


では続いて、食事の話です!


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山形屋@熱塩温泉:2013年夏・東北

2013年夏・東北シリーズ、話があっちこっちに飛んでいますが、時系列にこだわらずに書いていこうと思います…そうしないと書かずに終わってしまいそうなので!

で、今回は熱塩温泉の宿、山形屋の話です。山形屋といっても山形県ではなく、福島県は喜多方市ですのでお間違いなく。


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あ、上の写真は山形屋ではなく、山形屋の近所にある雑貨屋さんです。田舎っぽくて、ほっこりした眺めだったので出してみました。


さて今回は、会津若松付近で安く泊まれる温泉宿で、これまで行ったことのない温泉で、かつ、できればごはんがおいしいところ…という条件(?)で探しました。帰省途中で費用をかけたくなかったですし、震災後、会津若松周辺の温泉宿には何度か滞在しているので、今回は行ったことのない温泉がいいな、と。

で、楽天トラベルなどの口コミで評判がよく、ビジネスマン向けの平日限定プランがあるこちらの宿が浮上したわけです。

実際に行ってみると、狭い部屋という条件でとても安いプランだったにもかかわらず、高校生の団体が入っていたためか、私たちは広い部屋にランクアップしてもらったようで、快適に滞在できました。
といっても施設自体は古さも目立ち、洗練された雰囲気ではなかったのですが、温泉の泉質も大変よく、お料理も、私たちの宿泊費を考えると非常に素晴らしいものでした。


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お料理だけ、ざざーっと写真を載せちゃいますね。これは8月のメニューです。

まずは、茄子と鶏の和風和え。


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ウニ、アスパラ、イワナの海川寄せ。見た目にも涼しげで良いですね。


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冷やしトロロ。暑いときにもさっぱりいただけます。


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お刺身には地物のバンダイマスも。このお刺身、おいしかったなあ。


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会津地鶏の生ハムとエビのサラダ。これは…ドレッシングの味が濃すぎて、ちょっともったいなかったです。


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タコとトマトのサラダ?これは味付けが独特で、味覚が保守的な旦那には不評でした。私はおいしくいただけましたよ。


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和牛シチューの陶板焼き。和牛が地のものということらしいですが、温泉宿でシチューなんて珍しいかも。味はあっさりかつしっかりした味で、私は残ったシチューにシメのご飯を入れて、リゾット風にちゃいました(笑)


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もっと上のプランでは、さらに何品か付くようですが、私たちのプランではこんな感じ。(このほか汁物とご飯がつきます)

最後にデザートのスイカゼリー。スイカの味を生かしていて、食後にさっぱりしました。


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夕食は大満足です!だってこれ、一人7500円の宿泊プランのメニューですよ!恐るべきコストパフォーマンス!

一方、朝食はこんな感じ。


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こちらは普通かな…前の日に仕込んでおいたものを温めて出したようでした。
まあそれでも、宿泊費を考えたら大したものです。ただ、給仕の人が出してくれた緑茶が「田舎の集会所のお茶」的薄さ(色だけついて味がしない)だったのは、まあご愛嬌かな(笑)

そうそう、納豆の豆が普通のものとは違って巨大な豆だったのが面白かったっです。


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で。

ここまでは大変満足な話を書いてきましたが、残念ながら、この宿には大きな欠点があります。

それは、フロントに変なおっさんが一人まぎれていること

この宿のスタッフの方は、見習い中の人も含めて皆さん感じがよいのですが、フロントにいる、おそらくかなり上の立場であろうおっさんが、まあびっくりするほど慇懃無礼なんです!

実は、その予兆(?)は、実際に宿に来る前から感じていたのです。
今回の宿泊は私が予約し、事前に聞きたいことがあって何度か宿に電話をしたのですが、その時に電話口に出た中年男性の対応がちょっとアレで。親身になってくれていないのがありありとわかるのです。ぶっちゃけ、「そんなことも知らずにフロントで電話応対してんの?」と思うような、非常に適当な、というか、いい加減な答えが返ってくる。

この時点で、んんー?と首をかしげていたのですが、口コミの評判もいいので、そのときはたまたまかな、と思っていたのです。

が、この時に感じた不安(?)は現実のものに。

この宿には館内に「老麺屋台だいこんの花」という喜多方ラーメンのお店があり、宿泊者を対象に夜だけ営業しています。チェックイン時、館内の案内でも「○時から開店しますので、ご利用くださいね」といわれ、特に旦那は楽しみにしていたのですが、いざその時間になっても一向に開きません。しかもフロントにも誰もいない。

で、部屋に戻った旦那は、開店時間をもう一度確かめようと、部屋からフロントに電話したのです。

そこで出たのが、どうやら例のおっさんで。彼は、

「はぁっ?開きませんよ。やっていません。そんなに喜多方ラーメンが食べたいっていうなら、出前でもとりましょうか?」

と、のたまったのだそうです。

旦那はそのあまりの対応に、腹を立てるのを通り越して、仰天してしまったようでした。


その後、「もしかすると見習いの中居さんの勘違いで、ラーメン屋が開店すると間違えて伝えてしまったのかも」と思い直し、翌日チェックアウトの際、フロントの女性スタッフに、こう聞いてみたのです。

「昨晩は、ラーメン屋さんはオープンしなかったんですね」

するとその女性は「えっ?毎晩やっていますよ?○時からやっているはずですが…」と、きょとんとしています。

どうも、この女性の反応からすると、ラーメン屋は毎晩営業していることになっているようなのです。(女性には平謝りされました)

これらのことから推察するに、宿としては、日ごとの担当者を決めてラーメン屋を開店しているはずなのに、例のおっさんは自分の時だけサボって店を開けないのでしょう。そしてそれを、他の人は知らなかった、と。いや、もしかすると知っていても、エライ人なので文句が言えないのかもしれません。

そういえば楽天のレビューにも「ラーメン屋の開店時間を教えてほしかった」と書いている人がいましたし、他に「こんな失礼な宿はない!」と激怒していた人も一人いましたが、きっと彼らはおっさんに当たってしまったんでしょう… まあ、私の想像ですけどね。


そんなわけで、このおっさんに関わることがなければ「いい宿だったね!」ですんだのだと思います。が、おっさん一人のために、かなりのマイナスになりました。

これから行く方は、そういう人が一人紛れ込んでいることを覚えておいてくださいね。そうすれば、もし遭遇してしまっても、「ああ、あれが例のおっさんね」と流して滞在を楽しむことができるでしょう。

ただ、ラーメン屋についてはチェックイン時に念押ししておいたほうがいいかも(笑)。で、あらかじめ値段も確認しておいて、いざ夜になって「はぁっ?開きませんよ。やっていません。そんなに喜多方ラーメンが食べたいっていうなら、出前でもとりましょうか?」と言われたら、ホントに出前を取らせちゃえばいいんじゃないでしょうか。もちろん支払いは、先に提示されていた金額でね(笑) 

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