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Mr.&Mrs Smith

観てきました〜「Mr.&Mrs Smith」。

060115_smith互いの正体を知らずに結婚してしまったスパイ同士の夫婦、しかもそのキャスティングがブラピとアンジェリーナ・ジョリー。ウププッ、もうどうにもこうにも「ハリウッド全開!」って感じだろうなあ、と想像していたわけなのですが…いやあ、意外とそうでもなかったんですよねぇ。もっと大人向け…シックという意味ではなくて、大人のコメディー、というか。しかもこの作品、結婚経験の有無で、かなり印象が変わるんじゃないかなあ。

前記のとおりの「あり得ない」設定なのですが、その一方ですれ違い気味の夫婦のやりとりが非常にリアルで、「あーー、そうそう!そういうのあるよねぇ」なんて感じ…(笑)。実際にすれ違いかどうかはともかく、結婚後数年たった夫婦ならおそらく、主人公の二人に感情移入できるはず。というのは、恋人同士と夫婦って、やっぱり全然違う間柄なんですよね。

恋人の間は二人の関係は一対一だけど、夫婦になると、二人対不特定多数。二人で一緒に外界と接する、いわば同志になってしまいます。でも、そういう、濃く、しかも日常的な関わり合いでであるがゆえに、時にはつまらないことで激しくぶつかり合ってしまうこともあるわけで…。「(相手を)愛しているし、幸せにしたい、満足してほしい。でも時には、首をしめたくなるようなこともある」なんて感じのセリフがありましたが、この感覚は実際に結婚してみないとわからんでしょう。しかもこの二人の場合、素性を隠していたわけですから…

で、二人のキャラクター設定もまた、よくあるパターンとは違ってまして。多くの場合、男性が冷静で合理的、女性が本能的・直感的に描かれがちですが、この映画は逆なんです。勘が頼りのちょっとやんちゃな旦那と、計算ずくで理屈っぽい奥さん…それがまたお互いの苛立ちの原因だったりするわけですが、これが私の場合「そうそう、そう!なのよ」だったりして(笑)

早い話が、これはスパイ・アクションの映画ではなく、究極の夫婦喧嘩の映画?!です。冷静になると、「この二人のために一体何人が…」とか、「結局これって…」等と考えてしまうのですが、そのあたりはまあ、深く考えずに。…いいのよ、ブラピとアンジーなんだから!

この手のコメディータッチのスパイ映画というと、シュワちゃんの「トゥルー・ライズ」を思い出します。こちらは奥さんにも素性を明していないスパイの夫と、夫を愛しつつも退屈な日常に辟易している妻の話。誠実だけど退屈と思っていた旦那が実は…という、男性が好みそうなパターンですが(これもアホラシくも微笑ましい夫婦愛でしたけど)、それこそハリウッド全開。一方Mr. & Mrs.Smithは、私程度の年代が楽しめる映画だと思います。

ところでこの映画、旦那と一緒に見に行ったのですが、普段はこういうストーリーに無理がある作品をボロクソにけなす旦那が、「よかったねえ、二人の誤解が解けて…」と、ビックリするような感想を漏らしておりました。ウプッ!旦那よ、そういうところがツボだったの?!(笑)。

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