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Moleskine(モレスキン)で落丁があったんだけどね

このブログは、主なテーマが吉祥寺のランチの話題なのですが、他の話題にもかかわらずなぜかアクセスが多いページもあります。
Moleskine(Moleskineと万年筆とインク)もその一つ。
で、今回、そのMoleskineのことでどうしても気になることがあったので、本日の話題はMoleskineです(しかも長い)。興味のない方は読み飛ばしてくださいね!


100723_mole_1


万年筆がにじむとか品質管理がアレだとかいいつつ、あいかわらずMoleskineを使っています。実は他のノートもいろいろ試してみたりしたのですが、ちょっとした大きさの違いや開き具合の違いで継続使用を断念(MDノートなんて、紙質が良いし値段も安いんですが、私の手のサイズに合わない!)。結局、多少のアラには目をつぶり、Moleskineに戻ってしまうのです。

さて、私の場合、Moleskineを使い始める前に、すべてのページにページ番号をふっています。うわー、なんかオタクっぽい(笑)。これは、雑多なメモの中から大事な内容が書かれたページを把握するため。はじめは面倒なのですが、後で見直したいときには非常に役に立つのです。ちなみに私が使っているノートは192ページです。

で、ストックしておいた一冊を新たにおろし、セコセコとページ番号を振っていたのですが。

あれ??
なぜか190ページしかないのです。

今回のノートはページがパリパリとくっつきがちだったので、どこかで2枚重ねて書き残してしまったのかと思い、もう一度見直しました。

でも、やはり190ページ。

??? それはおかしいんじゃ…

Moleskineは糸かがり綴じの手帳で、このロットは折丁8つで一冊のノートになっています。糸かがり綴じの場合、もし紙が1枚抜けると、綴じ糸を中心にした左右、計4ページがなくなるはず。1枚落丁すれば188ページになるのです。

ということはやはり落丁ではなく、私がどこかでページを重ねてめくってしまったのか。

むーーーー。

原因が見つからない以上考えても仕方ないですし、ページ数もふってしまったので、そのまま使い始めることにしました。


ところが。

落丁箇所が見つかったのです。

どうにも気になった私は結局、折丁の一つ一つを再度確認してみました。
2ページ足りないということは、一枚の紙の半分がないということ。半分だけが何らかの原因ですっかり欠損していたら、残された半分は糸でしっかりと綴じられず、ちょっと引っ張ればパラリと落ちてくるはず。小学生のころ学習ノートのページを破いて、糸綴じの反対側まで抜け落ちてしまった経験を持つ人は多いでしょう。

こうしてノートの終わりの方から再確認を始め、とうとう最後(ノートの表紙から見れば最初)の折丁を確認した時。
折丁の最も外側の紙が、ノートの1ページめにつながっていないことに気づきました。


100723_mole_2


えええ?

糸綴じの左側は、それこそ学習帳を破いた時のように、故意に破かれたように見えます。
現在このノートの1ページ目になっている紙は、本来3ページ目になるべき紙だったのです。


1ページ目がこんな風に破かれていたら、ページを開いた時に気がつかないわけないのに…

で、表紙の側から開いてみると、


100723_mole_3


あーっ…

Moleskineの1ページ目は、強度を増すためか、糸綴じ側が数ミリ程度、手前の厚紙に張り付けられています。今回の場合、2枚目(本来3ページ目になる紙)が厚紙に糊付けされ、前から普通に開くと、破けた部分が見えないというわけ。

折丁を後ろから、しかも手帳を上から見ながら探したのでわかりましたが、普通は気がつかなかったでしょう。(というか、ページ数を数える人もいないでしょうしね!)

厚紙と2枚目の紙の間を広げてみてみると、こんな感じ↓


100723_mole_4


破かれた1ページ目が少し残され、その上から2枚目の紙が張り付けられています。

もう思い切って、もっと開いてしまいましょう。


100723_mole_5


うーーーーーん。

これ、本当に気付かずに糊付けしたのかなあ?

ここから下はしっかりと糊付けされているのでわかりませんが、裏から透かして見ると、さらに下にも1枚目の端がわずかに残され、2枚目はそれごと糊付けされているように見えるのです。(残された右側の紙は、引っ張っても取れません)

どうにもモヤモヤが残る結果です。


とりあえずMolesikineの本社に報告しましたが(amazonの並行輸入で買ったので、日本の代理店は相手にしてくれない)、これ、落丁箇所がすぐにわかるような状態だったら、おそらくこんなに気にならなかったんですよね…

Moleskineの品質が安定していないことは経験上わかっていますし、ページ番号も書いてしまったら、「あー、落丁してやんの、もう、これだから…」なんていいつつそのままにしていたと思います。(表紙がぼろぼろだったりするとイヤですが)

でも、これはちょっと…
品質そのものによる実害よりも、作る姿勢に信頼が置けないというか。

これはあくまで私の勝手な想像ですが、1枚目の紙に不具合があり、それを隠すために糊付けギリギリで破き、上から2枚目を重ねて糊付けした、という状況に見えるんです。(あくまで想像です!実際には本当に知らなかったのかもしれませんよ!)


ちょうどこのロットを使い始める直前、amazonからストック用のMoleskineを取り寄せたのですが、以前はパンフレットに記載されていたQuality Control No.(品質管理番号)がシールとして同梱されるようになっていました。
その番号はこれまでとは違う形式になり、さらにパンフレットには各国語で「初期不良があったら連絡してね」的な案内が書かれています。
生産を中国に移して以来、品質低下が問題視されているMoleskine。ここらで一つ、汚名を返上しようというところなのでしょう。
でもねえ…イタリアの本社ががんばっても、現場で作る人がそうとは限らないからねえ…。

(今回の謎の落丁ノートは品質管理番号のシール化以前の製品ですので、今生産されているものとは状況が違っているかもしれません)


わー、なんだか長々と書いてしまいました。旦那に「君は、その手帳にはやけにこだわるよね」と言われてしまいましたが、それもこれも、万年筆がにじもうが、品質が不安定だろうが、落丁しようが、なんだかんだでこのノートが手放せないためなのです。

ちなみに公式サイトには、「このノートはボールペンか鉛筆向き。万年筆は想定外」的な説明がありました(「Moleskineと万年筆とインク」の追記に内容を載せておきました)
えー。じゃあ、万年筆のにじみは解消されないのね…まあ、それもしょうがないか。


今回の報告に対して、Moleskine本社からは何か返事があるのでしょうか?もしあったら、また追記しますね。
★追記・ありました!Moleskineのその後の話をご覧ください

私の希望としては、私宛の返事はなくてもいいのですが、こういう声が世界中から寄せられることで、生産国を見直す方向に進んでほしいなあ、なんて思っているのですが…


関連エントリー

Moleskineと万年筆とインク
Moeskineのその後の話

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Comments

値段が高いだけに、落丁があると納得できませんよね。

自分も最近買ったノートが痛んでいたのでビックリしました。

傷は軽度なのですが、念のためサポートに連絡してみました。

詳細なレポート参考になりました。ありがとうございました。

Posted by: chample | Feb 18, 2012 at 08:47 PM

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