« エール・エル@アトレ吉祥寺 | Main | LOWER EASTSIDE CAFE(ローワーイーストサイドカフェ)(閉店) »

書きたいこと色々・3

今回は吉祥寺のランチの話ではありません。時事ネタ・政治ネタです。

福島原発では現在、放射性物質で汚染された水が海に流出し、それを食い止めようと対策が講じられているのはご承知の通りなのですが、その対策にビックリしてしまいました。


新聞紙・おがくず投入も水流出減らず…福島原発

一部引用 ----

東電は3日午後、立て坑からタービン建屋方向に約二十数メートル離れた地点で、地表からトンネル天井部分のコンクリートを壊して穴を開け、高分子吸水材約8キロ、おがくず約60キロ、刻んだ新聞紙を投下した。


えっ??おがくずと刻んだ新聞紙?

(カブトムシの飼育を連想してしまった…)

放射性物質による大規模な海洋汚染という大惨事を食い止めるために技術大国の日本で採用した素材が、まさかの新聞紙とおがくずとは!

さらに、今回使われた高分子吸水材は、海水では膨張しないものではないかというウワサもあるのですが…

なんだかもう、この状況をどう考えるべきなのかよくわからない…。

きっと専門家の皆さんが知恵を絞って、効果が見込めると採用した素材が「おがくずと刻んだ新聞紙」だったのでしょう。きっとヤケクソとかではないのでしょう。というか、そうでも思わないと…(涙)

結局止水はうまくいかなかったようですが、どうかどうか、がんばって下さい…


次は、違う意味で心配な話です。


放射性物質予測、公表自粛を 気象学会要請に戸惑う会員

一部引用 ----

福島第一原発の事故を受け、日本気象学会が会員の研究者らに、大気中に拡散する放射性物質の影響を予測した研究成果の公表を自粛するよう求める通知を出していたことが分かった。自由な研究活動や、重要な防災情報の発信を妨げる恐れがあり、波紋が広がっている。


うええ、なんでそういう情報が国内で出てこないんだろうと思っていたんですが、自粛要請ですが…。

でも、日本国内で自粛を求めたところで、ドイツやノルウェーの気象庁が公表している拡散予測はもう有名なんだけどなあ。中途半端な情報が海外から流れてくるよりは、ちゃんと日本の気象庁が、正しい情報を公表した方がいいのでは…


と思っていたら、こんなニュースも。


日本で公表されない気象庁の放射性物質拡散予測

一部引用 ----

東京電力福島第一原子力発電所の事故で、気象庁が同原発から出た放射性物質の拡散予測を連日行っているにもかかわらず、政府が公開していないことが4日、明らかになった。


つまり、気象庁はきっちり仕事をしていたのに、それを政府が意図的に隠していたわけね。


◆気象庁拡散予測「公表すべきだった」…官房長官

一部引用 ----

枝野官房長官は4日午後の記者会見で、「少なくとも隠す必要のない情報。誤解を生まない説明を付けて、公表すべきだった」と述べた。


・・・。

「少なくとも隠す必要のない情報」って、それ、他に隠す必要のある情報もあるってことですよね…(汗)


ちなみにドイツの気象庁の予報では、ここ数日、東京付近にも放射性物質が飛散していることになっていたのですが、東京付近の環境放射線の数値は、15日のドライベント、22日の降雨以後は、順調に下がっているようです。
(15日のドライベント時は、東京のグラフにも鋭いピークがあらわれましたが、それ以後は数値の急上昇は今のところありません)。

ドイツの予測は、放出されている放射性物質の濃度がわからないまいまま考えられているようなので、予報があたっているのか、外れているのかもよくわかりません。ただ、ここ数日の状況(実際の数値)をみると、あの予測図を見て大慌てする必要はないのではないかと思います。

ただ、放射性物質が広く飛散していることは間違いないでしょうから、特に小さいお子さんは、外出時には念のためマスク等を着用した方がいいのかもしれませんね。

というか、そういうことも政府がちゃんとした形で公表し、詳しい説明をするべきですよね。パニックを恐れて隠していたのかもしれませんが、都合の悪い情報を隠すばかりでは、恐怖心をあおる一方だと思います。


ご参考までに:

ドイツの気象庁のページ

ドイツにいる日本人学生さんのページ

放射線量グラフ(観測地:東京都新宿区)

日野市に設置されたガイガーカウンターの測定値(個人の方のページです)


あと、こちらでは桁違いの義援金の額が話題になっていますが…

◆孫正義社長、100億円寄付 引退までの役員報酬も

一部引用 ----

ソフトバンクの孫正義社長(53)は3日、東日本大震災の義援金として個人で100億円を寄付することを明らかにした。また2011年度以降、社長を引退するまで役員報酬(09年度は約1億800万円)を全額寄付する。これとは別にソフトバンクグループとして10億円を寄付する。


この額は確かにすごいのですが…、うーん。私は素直に感心はできないなあ。

というのも、前にこちらで揚げた被災地の通話状況ですが、岩手では、このキャリアだけまだ下の状況なんです。(4月2日現在・他の二つのキャリアはもう一覧からなくなりました)


Keitai2


(宮城など他の被災地の状況はわかりません)

この状況を解決するのにどれくらいのお金がかかるのかはわかりませんが、地道に通話状況を改善して、既に契約をしたわずかな人数の人たちに感謝されるより、莫大な額の募金の方がドーンと目立って、日本中で話題になりますよね。復旧より募金の話題作りが先では、釣った魚にエサはやらない、という態度に見えてしまうのです。

といっても、100億寄付なんて一般人には逆立ちしたって(いや、逆立ちどころじゃないですね 笑)真似できないことですから、確かにすごいんです。すごいんですが…

こういうことは、まず通信会社としてやるべき仕事を全うしてからにしてほしい、と思ってしまいす。


最後に、同じ義援金がらみですが、私的に憂鬱な話。


日赤義援金の配分基準、国が策定へ 片山総務相が言及

一部引用 ----

片山善博総務相は3日のNHKの番組で、東日本大震災で日本赤十字社に届いている義援金の被災地への分配について「政府で何らかの目安をつくり、早めに配れるような基準を示したい」と述べた。日赤と関係自治体間では調整に時間がかかるため、異例ながら政府が差配することになった。


なんで赤十字の義援金に政府が介入するの?

日赤は国の機関ではありません。そこに送られた義援金の配分に政府が口を出すなんて、前代未聞では?

政治的な力が加わらないところ、ということで日赤を選んだのに。
もし私が送った義援金が政府によって管理されるのなら、今から返金してもらって、直接各県に渡したい気分です。

この発言は、片山さんの先走りなのではないかと思いますが…

|

« エール・エル@アトレ吉祥寺 | Main | LOWER EASTSIDE CAFE(ローワーイーストサイドカフェ)(閉店) »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事