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あれから一年 / 成田山・佐原

初めての方は、吉祥寺のランチ情報のカテゴリー一覧をご覧くださいね。 

興味のある方は旅の覚え書きもどうぞ。


そして本日はタイトル通り、吉祥寺の話ではありません。


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あの日から、今日で一年が過ぎようとしています。
あの震災で亡くなられた多くの方々のご冥福を改めてお祈りするとともに、被災された皆様に謹んでお見舞い申し上げます。

この1年のこと、そして今の状況について、書きたいことはたくさんたくさんあるのですが、今日はただ祈りたいと思います。


今日はどこか追悼できる場所へと思い、成田山新勝寺に行ってきました。


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始めは私達が初詣や厄払いに行く深大寺を考えたのですが、深大寺では特に3月11日に合わせた行事などは行わないようでした。
そこで思い出したのが、騒動になった陸前高田の松を護摩供養で燃やしてくれた成田山新勝寺だったのです。
ホームページを見ると、「福島県から成田市への避難者の方々をはじめ、ご参詣の皆さまにご参列をいただき執り行います」とのこと。御焼香だけでも、と思い、旦那と成田山へ向かいました。


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そこへ実際に行ってみて気がついたのですが、成田山新勝寺でも、けっこうな被害が出ていたんですね。

古い建築物には「危険ですので近寄らないでください」等の注意書きがあり、中に入れないようになっているのです。

成田山新勝寺では、この震災に関連して、法要を行ったり被災地で支援活動をしたりしているようです。避難生活を送る人たちが身近にいること、そして自分たちもまた被害を受けていること… そういうことが、支援活動や法要、そして一部から抗議を受けながらも陸前高田の松を護摩供養するという信念につながっているのかもしれません。


話はそれますが、ニュース番組によれば、今日新宿では、地震が発生した2時46分に道行く人たちが足を止め、皆で黙祷をささげたそうです。一方同じ都心部ので渋谷は、いつもと変わらずその時間が過ぎて行ったのだとか(と、テレビで報じていたのですが、実際どうだったんでしょう?)。

もしこれが本当だとしたら、この温度差はどこから来るのでしょうね。
おそらく新宿では、その時間を意識させる何か(オーロラビジョンでの映像やアナウンス等)があり、渋谷では何もなかった、それがこの差を生んだのでしょうけれど、それはつまり、街自体にもそういう差があったということなんでしょう。

3月11日2時46分というこの時間を、もう忘れている人も、意外と多いのかな。

(それを非難しているわけではありませんよ。このとき忘れていたとしても、普段から被災地を気にかけて、できることに取り組んでいる人だって大勢いるでしょう)

でもそれと同時に、新宿の街中で多くの人が足を止めて黙祷している姿に、何かホッとしたというか。新宿のそんな様子を、私はこれまで見たことがありません。
まだまだ課題山積ですが、それでも日本はこれから、本格的な復興に向けて、きっと前に進んでいけるんじゃないかな、と、希望を持ちました。


話は戻って、成田山の後、旦那が以前から行きたいといっていた佐原に向かいました。

北総の小江戸・佐原は、風情ある古い町並みを今なお残すエリアです。


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小野川という小さな川の周辺に、昔ながらの日本風の建物が並び、それぞれが雑貨屋や飲食店、土産物屋などを営んでいます。

町の活性化のために観光に力を入れているのでしょう、レトロでかわいらしいお店もたくさんあります。古い日本の民家がイタリアンのレストランになっているなど、女性受けしそう。


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上のお店はお香や和紙の雑貨を扱うお店でしたが、他では見たことのないのし袋やぽち袋がそろっていて、ついつい長居してしまいました(紙物好きなので 笑)


今日もそれなりに観光客の姿が見られましたが、実はこの街も、東日本大震災で大きな被害を受けたようで、よく見ると町のところどころに修復工事中の箇所があるのです。

おそらくは町の自慢であろう伊能忠敬の生家も、震災の影響で立ち入り禁止になっていました。

被災したのは東北だけではないんですよね。茨城も千葉も、けっこうな被害を受けているんです。


でもこの町からは、自分たちでがんばっていこうという気概を感じました。


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ある店に貼られていたポスターには、日の丸に「負けるな佐原!がんばろう佐原の町並!」と記されていました。

この美しい町並みも、たくさんの復旧作業の上で、今こうして観光客を迎えられるようになったんでしょうね。


ついでに、佐原でつまみ食いしたもの。昔風のたい焼き(100円)と、


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草まんじゅう(100円)。こういうつまみ食いできるものもあちこちで見かけました。


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「復興支援」と考えると、なんだか大変なことのように思えますが、東京近郊のこういう場所に半日観光に行き、いくばくかのお金を使ってくるというのも立派な支援ですよね。


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特に若い女性には、いつもと趣向を変えてこういう場所にも行ってもらえるといいな、と思います。

もちろんデートにも良さそうですよ!


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