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まるけん食堂+カツカレー騒動の話

初めての方は、吉祥寺のランチ情報のカテゴリー一覧をご覧くださいね。 

また、ポツポツ更新ですが旅の覚え書きもどうぞ!


ただいま台風が関東を通過中で、窓の外で風がごうごうとうなる音は、まるで激しい波しぶきのようにも聞こえます。各地の被害が大きくならないように、早く通過してくれるといいな… 皆さん、どうかお気をつけて。

さて今回は、東町のまるけん食堂でカツカレーを食してきました!


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週末、例のカツカレー騒動(後述します)に乗っかり、カツカレーを食べに行こうということになりました。

といっても… カツカレーって、どこで食べられるものなんでしょう?

あおばのようなとんかつ屋さんにはなさそうだし、本格的なカレーのお店にもなさそう(CoCo壱番屋のようなところならあるのでしょうけど、せっかく休みの日に行くならチェーン店ではないところがいい)。庶民的な定食屋さん、とか?

吉祥寺でカツカレーが食べられるところ、とネットで検索したときに出てきたのが、まるけん食堂でした。


あっ、まるけん食堂って、確か看板娘ならぬ「看板おばあちゃん」がいる食堂だよなあ…。

普段行く機会がなさそうなので、これを機に足を運んでみることにしました。


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場所は吉祥寺の繁華街から外れた住宅街。知らずに来た女性がフラッとはいるタイプのお店ではないかな(笑)

ガラスの引き戸を開けると、中にはテーブルが4組程度。こじんまりとした小さなお店で、「町の小さな食堂」を絵にかいたような懐かしい雰囲気です。
私達の前には、つっかけを履いた若い男性が、いかにも常連さんといった感じで定食を食べていました。

その背後、壁の上部にかかったメニューを見ると、

やっ、安い!

定食がなんと、370円から!今回のお目当てのカツカレーは530円!繁華街ではないとはいえ、吉祥寺周辺でこのお値段にはビックリです。

定食の他にこまごまとしたものも色々あり、定食に好きなものを追加していくシステム(?)のようで、私達の後から来た男性は、入ってくるなり「とんかつ定食とピーマンね」と注文していました。常連さんが多いんでしょうね。


他のお客さんがいたので店内の写真は撮れませんでしたが、片隅にはこんなコーナーがありました。


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右下の白黒写真は、このお店の昔の写真のようです。ここは親子2代で営んでいるとかで、接客をしているのはおかみさん、奥の厨房で調理をしているのはご主人でしょう。そして…いたいた、小鉢を並べているのが看板おばあちゃんです。

この白黒写真のお店を、若かりし頃のおばあちゃんとその旦那さんが始めたのかなあ…。


さて、この手の食堂は頼んだらすぐに出てくるのかと思っていたのですが、予想外に時間がかかりました。どうやら、とんかつを一から作っているようで、結構時間がたってから、ジュワーッとカツを上げる音が聞こえてきました。


そして、やってきたのが冒頭の写真のカツカレー。私が頼んだ普通サイズは女性(というか私)がペロッと食べきれる程度です。


でも、旦那が頼んだ50円増しの大盛りはこんな感じ↓。

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お皿から溢れんばかりにてんこ盛りです!
50円プラスでこうなるのか…。これは、男性なら迷わず大盛りでしょう(笑)。


でも、肝心のとんカツがない…と思いきや、


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写真の真ん中↑、カレーに埋もれたカツがあるのがわかります?
上からカレーをかけているので、カツが見えないんです(笑)

これなら、カツがカレーに浸ってニャッとしているかな、と、そのままパクッと口にしたら、

おっとビックリ、揚げたてのカツがサクサクのアッツアツ!
無防備に食べてしまったので、口の中をちょっと火傷しました…(苦笑)でも揚げたてはおいしい!

一方カレーは辛さ控えめ、福神漬が添えられた、昔ながらの日本的カレーです。

ああ、なんだか懐かしいなあ、こういうの。

それにしても、530円でこんなカツカレーが食べられるなんて、まるで学食みたい。カツカレー騒動のおかげ(?)で、何かほっこりした気分になれました。
ちなみに、旦那にれば「他の人が食べてたとんかつ定食が、カツも大きくておいしそうだったよ!」とのことです。


まるけん食堂(武蔵野ごちそうフェスタ)


さて、ここから先はカツカレー騒動の話(今さら知らない人はいないかな?)と、それに関する個人的な感想です。

もう皆さんご存じかと思いますが、知らない方のために一応「カツカレー騒動」の経緯を簡単にご説明します。

26日、突如ネット上で大きな話題となったカツカレー。自民党総裁選の日、その後新総裁となった安倍さんが、ホテルで行われた出陣集会の験担ぎでカツカレーを食べた、というのがことの始まりです。(こういうときにカツカレーを食べるのは自民党の慣習だそうです)

この話題を、MBS(毎日放送)のとある番組で取り上げたのですが、その際、政治部の記者が「(カツカレーの)値段がいくらすると思いますか?」とスタジオに話を振り、皆が安く予想したため誰も当てられず。すると「皆さん庶民派ですね~」と値段を明かす(カレーが3500円で、そこにカツがつくのでそれ以上。ただし値段はホテル側が伏せている)という展開になっていたのです。

(※なおこのカレー、実際にはホテル内のレストランで出しているものとは違うもので、また出陣集会の会場費等も含めて料金を決めるため、カツカレー単体がいくら、ということではなかったようです)


まず、これがツイッターなどで話題となったのですが、大方の声は、不必要に高いものを食べていると印象付けようとするMBSへの批判 、そして「カツカレーが食べたくなった」という率直な感想(笑)だったようです。

ところが、この話を日刊スポーツ(朝日新聞系列)が「高級カツカレーに非難の声」と報じたことで、「批判されているのは安倍さんじゃなくてマスコミの方だろ」とマスコミ批判に拍車がかかり。
さらに朝日新聞本社、毎日新聞、大阪朝日新聞などのレストランでは3500円どころではない超高級カレー(カツ抜き)が提供されていることもわかり。

さらにさらに、みのもんた氏、テリー伊藤氏らが安倍氏のカツカレーにケチをつけたことが、火に油を注ぎ。

かくしてツイッターやブログで「カツカレー」の字がズラッと並ぶ「カツカレー騒動」(?)へと発展したわけです。


これに関して、「MBSは批判的なことは言っていなかった」という声もあるようですが(紹介した政治部記者自身もツイッターでそのように弁解していましたが)、確かに直接的に批判はしていないのですが、私が見た印象では、そのように視聴者(世論)を誘導しようという意図は感じました。そもそも、そういうつもりがなければ、カレーの値段を紹介する必要もないでしょう。

また、朝日新聞のように安倍氏批判が社是というところもあるように、マスコミによる首相時代の安倍氏叩きは尋常ではないものがありましたから、それを覚えているネットユーザーが「また始まった」ととらえるのも無理からぬこと。「そうは言っていない」と弁解したところで、何か空々しい感じです。

安倍さんは首相時代、マスコミに都合の悪い放送法改正案を提出したことで、一気にマスコミから叩かれるようになってしまったんですよね。


さらに、安倍さんの辞任の原因となった潰瘍性大腸炎は非常に厄介で完治が難しい難病なのですが、それに対し「お腹が痛い程度で辞職なんて」などと嘲笑する著名人。意図的なのか単に無知なのかは知りませんが、こういう無神経な発言には呆れてしまいます。
(「そんな病気がある人が激職について大丈夫か」という批判なら、まだわかるんですけどね。また、この病気について知っていれば、油もののカツカレーを食べたということが、安倍さんの病気の回復を示していることもわかるはずなのです。)

私自身は、特に安倍さん推しというわけではなかったのですが(むしろ石破さん推し 笑)、この騒動のおかげで逆に、安倍さんを応援したくなったというか。


下記は、安倍さんが首相時代にしたこととしてネット上でよく紹介されている項目です。

安倍晋三とは
たった就任3ヶ月で、 教育改革と防衛省昇格を成し遂げ、
就任早々から各国との外交を精力的にこなし、
経団連の圧力に負けずにWCエグゼンプションの対象者を
目標だった年収1000万円以上の近くで踏みとどめ、
それでいて企業側に非正社員の社会保険と厚生年金の適用を認めさせ、
児童福祉と子育て手当てとフリーター自立支援を予算に設けつつ、
国債を減らして財源建て直しをスピードアップ、
北朝鮮制裁をガンガン強化して朝鮮総連をガサ入れ、
パチンコ屋を税務調査の波状攻撃で締め上げて総連を逆ギレさせ、
貸金規正法を改正してグレーゾーン完全廃止で悪徳サラ金業者を締めだし、
「負けたら即引退スペシャル」の重圧下でも重要な選挙に連勝し、
「女系天皇容認」を白紙に戻し、
「日本海」を「平和の海」に改名しようと提案した盧武鉉大統領のアホな要求を見事に拒否し、
人権擁護法案を凍結し日本国民の言論と表現の自由を守って、
国民の大多数が疑問に感じていた「ゆとり教育」の見直しを明記し、
中国への武器輸出禁止解除反対をEUに働きかけて、
凶悪犯罪を取り締まる共謀罪成立に全力をあげた政治家。


これだけのことをしていたのに、マスコミは叩くばかりで、こういう実績は取り上げなかった。

「叩かれてかわいそうだから」という気持ちだけで応援するのは、また別の意味で問題だと思いますが、特に安倍さんに関しては、少なくともテレビや新聞の情報を鵜呑みにしないように気をつけなければ、と再認識です。


そんなわけで。
安倍さんへの応援の意味も込めて、カツカレーが食べたくなったのでした。

「3500円のカツカレー」という(事実とはちょっと違う)話だけが独り歩きしましたが、実際に3500円のカツカレーを食べていたとしても、それはそれで問題ないと思います。
政治家に「庶民と同じこと」を求めるのは、悪しき平等主義では。庶民のことを知らない、知ろうとしないのは問題ですが、政治家が庶民になる必要などありませんし、自分(たち)のお金をいくら使おうと、それが汚れたお金でない限り、政治家としてやるべきことをしっかりやってくれればそれでいい、と私は思います。


追記:
吉祥寺の時事Tシャツ屋さんで「晋ちゃんカレーTシャツ」を売り出したそうです(笑) 
そういえば安倍さんは吉祥寺の成蹊大学出身ですもんね。


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