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続・LUSHとフカヒレと気仙沼騒動の話


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さて、今回は反・LUSH(ラッシュ)キャンペーンの続きです。

でもそれだけじゃ何なので、ウチメシの話もちょっとだけありますので(笑)


フカヒレスープ


まずは速報的な話から。
ラッシュジャパンの「フカヒレ漁に反対キャンペーン」がここにきて新たな展開を見せたようです。

フカヒレ漁:反対キャンペーン、批判受け縮小 化粧品会社(毎日新聞)

各方面からの批判の声を受け、まず、キャンペーンを実施する店舗を156店舗から90店舗に縮小したとか。
といっても逆に、ここまで反発を食っても半分以上は実施するということに驚きました。このキャンペーン、少なくとも日本市場にはマイナス効果しかない気がしますが…

また上記ニュースにでは出ていませんが、ウェブサイト等にデカデカと掲げられていたバナーのコピーを書き換えたようです。
まずは「残酷なフカヒレ漁に反対」から「残酷なフィニングに反対」に変え、さらに今日の夜、気仙沼など日本ではフィニングは行われていないことを書き足しています。

あらら。当初の気仙沼からの申し入れを突っぱねずに、最初からそうすればよかったのに。遅きに失しましたね。


そして、思わず苦笑いしてしまったのが、毎日新聞に逆切れ通知書を送ったこと

その内容を意訳すると、

「アタシは最初から【フィニングに反対】て言ってたし、気仙沼に反対しているわけじゃないって言ったのに!それに、その気仙沼にだってこれまでいろいろ良いことをしてあげてたのに!まるでアタシが気仙沼を攻撃しているようなことをアンタが書くからこんな大きな問題になっちゃったじゃない!どうしてくれんのよ!これ以上続けるなら出るとこに出てもらうわよ!」

というような話です。あ、女性口調で書きましたが(なんとなく女性的な内容だなあと思ったので)、ラッシュジャパンの代表としてあげられているのは西洋の男性名でした。


最後のこれ、ウェブサイトツイッターで大々的に公表しているんですが、これもやめたほうが良かったんじゃないかな…

ラッシュジャパンが今になってキャンペーンを縮小したりトーンを弱めたところで、キャンペーンで得たお金を寄付する先が、サメ漁自体を否定し気仙沼も批判対象にしている団体(パンジアシード)であることはもう知れ渡っています。
それを変えずに毎日新聞を脅して口を封じたところで逆効果ですよね(「変態報道」で大顰蹙を買った毎日新聞ですが、今回は汚名返上のためにもがんばっていただきたい)。


もしかするとこのアングロサクソン的企業、日本人のメンタリティーに対する理解が決定的に足りないのかもしれません。


ただ今回の話、実は震災前からその前兆があったようです。

2011年の震災前に、ラッシュと同じイギリスの新聞社ガーディアンが、気仙沼のサメ漁を名指しで批判する記事をぶち上げています。

その後2013年にはパンジアシードらが無印良品のフカヒレスープに対して製造中止の署名活動を展開しました。
フィニングがどうこうではなく、この段階ですでに「サメ漁自体が方法を問わずよからぬこと」という方向に話を持っていかれていたようで。

それを考えると、未だにパンジアシードと手を切らないラッシュジャパンもやはり、最終着地点は「サメ漁自体に反対」というつもりだったんじゃないのかな、と、うがった見方をしててしまいます(そうでなければ寄付先を変えるでしょう)。


以下、参考になった話とリンク先の「超概略」を記しておきますので、興味のある方はご一読を。

・ ガーディアンが気仙沼のサメ漁業を非難している件について(2011/02)
(超概略:ガーディアン紙がいうように気仙沼で漁獲されるヨシキリザメが減っているという事実は確認できてないんだけどね)

・ 日本のサメ漁は、どうして非難されているの?(2011/02)
(超概略:日本側もちゃんとデータを取るなりして、論理的な説明をする必要があるんじゃないの?)

・ 食材狩人2第2回: 菅原市長が語る「鮫と気仙沼」(2012/08)
(超概略:気仙沼市長は水産のエキスパート。気仙沼のサメ漁はマグロ漁で取れてしまうサメを捕獲しているもので、それが原因でヨシキリザメが絶滅するようなことはないでしょう)

・ 『ふかひれスープ』販売中止運動に対する無印良品の毅然とした反論が素晴らしい(2013/06)
(超概略:無印のフカヒレスープに対して「ヨシキリサメは絶滅危惧種だからフカヒレスープなんて販売するな!」という署名活動が。それに対して無印は「気仙沼では乱獲してないから。フィニングもしてないから。こっちはちゃんと色々確かめて商品化してんだよ」と突っぱねた。無印△ ←古い?笑)


おそらく今後はサメ漁も、クジラやイルカと同じように自然保護団体の攻撃対象となるのでしょう。気仙沼…というより日本も暢気に構えず、今後のための調査・準備が必要なのではないでしょうか。


ということで。

ということでというか、気仙沼への応援の意味を込めて。


140604_kesen_2


私は普段レトルトの類はほとんど使わないのですが、今回はつい東北物産館で気仙沼のフカヒレスープを買ってしまいました(笑) たまには食べてみようかなあ、と。

今日の晩御飯の汁物は四川風フカヒレスープです。


140604_kesen_3


ただ、これ…

どうなのかな(汗)スープ自体は酸辣湯みたいでそう悪くないんですが、フカヒレが行方不明なんですが(大汗)

もっとも4人分(濃縮スープ)430円でフカヒレがドッサリとは期待しませんでしたが…それにしてもちょーっとフカヒレが寂しいかなあ(苦笑)。

まあこういうのは、それなりのお金を出して、ちゃんとした店で食べたほうが、金額的にも納得できるかもしれませんね。

今度は吉祥寺聘珍樓にでも行こうかなあ…。その前に、フカヒレが気仙沼産であることを確認してから、ですが。


追記:

・ ラッシュ以外にも根拠なき気仙沼の鮫漁批判をサポートする外資系企業たち

もご一読を。

LUSHのスタッフではなく「上のほう」がこのキャンペーンを推進したかったようですね。そりゃそうでしょう、普通の日本人ならこんなキャンペーンは気が進まないでしょう。スタッフもお気の毒です。

そして、「気仙沼批判をサポートする外資系企業」の中には、シーシェパードの支援でおなじみパタゴニアの名が。まあ意外性は全くありませんが、パタゴニア、吉祥寺にもありますよね
なんでこれらの店が、よりによって二つとも吉祥寺に…。

・ 自分がラッシュもパタゴニアも絶対買わない理由。

以前旦那と吉祥寺のパタゴニアに入り、異常な価格設定(品質の割にアホみたいに高い)にぶったまげたことがあります。店を出て、二人で「あんなの誰が買うの?物の価値がわからない人しか買わないよ」と失笑です(ホントに笑っちゃいましたよ)。

上記エントリーに紹介されている「パタゴニアは日本人を馬鹿にしているのか? 2012年編」を読むと、それが日本軽視の姿勢から来ていることがわかります。

LUSHにしろパタゴニアにしろ、愛用している人はいるのでしょうから、不買しろと言うつもりはありません。でもこういう事例を見せつけられると、愛用者に対する視線もちょっと変わっちゃいますよね。


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