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「ビストロひつじや@代々木」は吉祥寺に来てほしいお店

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ビストロひつじや


さて。

「ちょっと、吉祥寺の話はどうしたの、吉祥寺の話は!」

というお叱りの声が聞こえてきますが、ここは忘れないうちに書きたい!ということでお許しを。代々木のビストロ「ひつじや」です!


この連休中、立川の昭和記念公園で「肉フェス」なるイベントがありまして、当初はそれに行こうと思っていたのですが、現場は肉フェスというより長蛇の列の我慢大会状態になっているとの噂。

何時間も並んで、さほど安くない屋台のお肉を一つ二つ食べてもなあ…

ということで予定変更。お肉がおいしいお店に出かけて勝手に肉フェスすることにしました(笑)


そこで浮上してきたのが代々木の「ビストロひつじや」です。

なぜここかというと、安いうえにラム肉がおいしいという評判から。普通の焼肉やステーキではなく「ラム肉」というところが、なんとなく「肉フェス」っぽいかなあと思いまして(?)

なんだかおかしな動機ですが、とにかく!ラム肉目当てに代々木に向かいました。


目指すひつじやは、代々木駅から5分ほど歩いた場所にありました。
それが表通りや飲食店が立ち並ぶ場所ではなく、「こんなところにお店があるの?」と不安を感じるような細い路地。しかも狭い階段を上った二階。入りにくさ抜群です(笑)


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黄色い矢印の先がお店の入り口ですが、

エントランスはこんな感じ…


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…なんだかディズニーシーのウェイテイングスペース(行列の退屈しのぎのディスプレイ)をほうふつとさせるような謎のレトロ感。

ついたのはお昼少し前、オープンは11時30分のはずでしたが…

やってるの?この状態でホントに開店してるの?
と不安を増幅させる入り口です。物音も聞こえないし。


意を決して入り口を開くと…

耳に飛び込んできたのは、「イラシャイマセー」というゲージン店員さんの元気な声と、お客さんたちの楽しげなざわめきでした。外からはまるで人の気配を感じなかったのですが、なんと、すでにほぼ満席だったのです!

な、なんだ、このお店…なんかいろいろとスゴイ…


内装はお客さんが多くて撮れなかったのですが、赤レンガの壁の、レトロな雰囲気です。でもいかにも作りこんだ風ではなく、「使っているうちにこうなっちゃった」的な天然レトロな感じなのです。
いいなあ、こういう雰囲気。


さてさて、ランチの話にたどり着く前に文字数を費やしてしまいましたが、ランチはセットメニュー4種のほかに「季節のスペシャル」と「本日のスペシャル」があります。
今回は、セットメニューの中の「スペアリブとシシカバブのセット」と、季節のスペシャルから「羊肉のたたき丼」を頼みました。


で、まずやってきたのは、サービスのパン。


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「パンはサービスでおつけしますが品切れの際はご容赦ください」と路上の立て看板のメニューに書かれていたので、おまけ程度だろうと思っていたのですが、どうしてどうして、立派なパンです。フカフカに見える見た目に反し、ムチムチとしておいしい。油断すると、料理が来る前に食べきってしまいそうです(笑)


続いてスペアリブとシシカバブのセット。本日の「個人的肉フェス」のメインはこのスペアリブです!


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銀色のプレートに、スペアリブ2本とシシカバブ2本、サラダ、スープ、そして写真には写っていませんが白米も盛られてやってきました。結構なボリュームです。

いそいそとスペアリブにナイフを入れ、口に運ぶと、

あーっ、なんだか懐かしい味…子どものころに食べた味だ。
(注・岩手ではジンギスカンがポピュラーなので、子どものころはよく羊肉を食べました)

味付けはごく薄く塩コショウ程度で、その分ダイレクトに肉の味を感じますが、臭みはさほどなく、お肉は柔らかくジューシー。
うーん、これは想像以上に「肉フェス」だなあ…って、「肉フェス」の定義がナゾですが(笑) 


ちょっとした感動とともに一人黙々とスペアリブを食べ進めてしまいましたが、一方旦那のもとにはもう一品の「羊のたたき丼」が。


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赤っ!
たたきっていうか、刺身!?

真っ赤なたたき肉の上に、臭み消しなのか山盛りの玉ねぎ。そこにしょうゆベースのタレが添えられてきます。


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まるでルビーのような真っ赤なお肉に少々焦りました。

おなかの弱い旦那は大丈夫なんだろうか、と余計な心配をしつつ、箸をとる旦那の様子を覗いましたが、

「おいしい!お刺身みたい。全然肉臭くない」

と、意外な返事。
食べてみると、実際、肉の臭みも生ものっぽさもなく、おいしい赤身のお刺身のような感じなのです。

へえーーーっ、鮮度のいい羊肉はこんな風にも食べられるのね…

ちなみに旦那はスペアリブよりもこのたたき丼のほうが好きだそうです。(スペアリブは羊肉らしい味わいがあるので、苦手な人は苦手かも)


そんな感じでお互いに満足のうちに「肉フェス」終了。食後にコーヒーを頼んでみました。


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こちらで出しているのは普通のコーヒーではなくチコリのコーヒーだそうですが、最初からミルクが入ってやってきます。苦みの少ないやさしい味。これまたお店の独特な雰囲気とあっていてユニークです。


でね。

この肉フェス…じゃなくてランチ、いくらだったと思います?


スペアリブとシシカバブのセット(各2本+サラダ、スープ、ライス付)、630円

羊肉のたたき丼(スープ、サラダ付)、640円

コーヒー、一杯50円

二人でしめて1370円。

ちなみにデザート(この日は焼きバナナのシャーベット添えだったようです)も頼むと、コーヒーとデザートをあわせて130円です。


なんなの、その価格設定。
ちょっと安すぎておかしいでしょう(笑)。

(立川の肉フェスでは、二人でその金額ではほとんど何も食べられないでしょうね…)


とにかくまあ、驚きのコストパフォーマンスです。
しかも店員さんたち(ゲージンさんたち)の接客も感じがよく、いぶしたようなお店の雰囲気もわたし好みです。

これは…このお店、吉祥寺に来てくれないかなあ(笑)

もっとも、吉祥寺でこの金額で採算をとるのは難しいでしょうし、イタリアンやフレンチ、おしゃれカフェを求めてやってくる客層とは合わないかな。

でも十数年前の吉祥寺には、こういう感じのお店…「安くておいしくて面白い、個性的なお店」がもっとたくさんあった気がするんですよね。

このお店が気に入ったのと同時に、雰囲気重視のお店(あるいはどこかの支店)ばかりが増えていく今の吉祥寺がちょっと寂しいような、複雑な気持ちにもなったりするのでした。


いずれにしてもこのお店には、代々木に行く機会があったら、というかなくても作って(笑)、また絶対に行きますよ!(ちなみに四谷にもお店があるそうです)


※今回は、ひつじやの店舗情報は載せませんので、興味のある方はご自身で探してくださいね。


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