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安保法案の話(戦争法案ではないよ)


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ブルームーン


ええと、このエントリーは、吉祥寺のとあるお店の店長さんの「今回の法案に賛成の人の意見を聞いてみたい」という(だいぶ前の)つぶやきに対して書くものです。メシネタは皆無なので、興味のない方はスルーでお願いします。


あ、写真は7月31日にたまたま見たブルームーン(一か月の間に二度満月になる場合の、二度目の満月)です。Bluemoonという言葉は慣用句で「非常にまれな、ありえない」という意味があるそうですが、一か月に二度満月が見られることが珍しいことからそう呼ばれるんでしょうか。


閑話休題、ここから本題です。

ここで表明しておきますが、私は基本的に安保法案に賛成です。

大賛成というより「仕方ないよなあ」という感じではありますが、何にせよ賛成です…というかむしろ、「反対の反対は賛成」という面もなくはないんですが。


話がまとまらないので思いつくままに書いていきます。多分これまでに多くの人が何度も書いたことだとは思いますが、一応自分の言葉で書くのが大事かなあと。

そうそう、ところどころリンクしているのは、ちゃんとした人が書いたちゃんとしたハナシですので、なんならそこだけ読んでいただいてもかまいません(笑)


さて、まず私が今回特に憤慨しているのはこの言葉。

  • 「戦争法案」というレッテル貼りの言葉
についてです。

この言葉を使い始めたのは瑞穂センセイのようですが、これを聞いたとき、「このやろ、うまいことやりやがって…」と思いました(苦笑)
というのもこれ、日本人を扇動するのにぴったりな言葉ですよね。

日本人は「戦争」と聞くと即、「反対」「繰り返してはならない」「絶対悪」となって、そのまま思考停止してしまう。パブロフの犬も真っ青の条件反射です。

でも安保法案は戦争を避けるための法案なんですけどね。

戦争は、起こすのは当然として、起こされてもダメ。起こさせないことが重要です。
そのためには相手に「日本と戦争したらやばい」と思わせること。つまり「抑止力」が必要です。

日本と強いつながりを持つ仲間の国があるとすれば、相手もおいそれと手は出せなくなるでしょう。安保法案は、その仲間との強い連携を明示する意味、そして、それでも戦争になってしまった場合に備える意味があるわけですよね。
安保法案に賛成というと、それだけで「あの人は戦争推進派だ!」と思う人がいるようですが、戦争したくないのは法案賛成派も同じですよ。

これをわざと「戦争法案」と呼び、リスクだけを強調して日本人の戦争アレルギーを引き起こさせるというまやかしは、ある意味国民をばかにしているんじゃないかなあ、と。

この安っぽい言葉だけに反応して「戦争法案ヤバくね?」と言っている人は、「政権交代」という言葉に踊らされて民主党に投票し、後でこんなはずじゃなかったと怒っていた人たちとかなりかぶるのではと想像するのですが、どうでしょう?


このエントリーで安保法案読んだと胸張っていえるから目だけ通そう(永江一石)


例え日本が戦争をしたくなくても、憲法第9条は魔法の呪文ではありませんから、現状ではいつ戦争を仕掛けられるか、巻き込まれるかはわかりません。この状況を現実的に考えれば、具体的な策を講じる必要があるのは当然のことです。そしてそれが政治家の仕事でしょう。民衆に耳触りのいいことだけ吹聴して支持を広げようとするのは、政治家ではなく単なるポピュリストです。


そしてもう一つ気になるのは、

  • 「戦争法案」と騒いでいる人から具体的な対案が聞こえない

こと。

その手の人たちの多くは「憲法第9条が~」と唱えるだけで、戦争を回避するための具体的な方策は論じませんよね?「第9条を守ること」が何よりも大事で、「国と国民を守るための策を講じること」は「戦争したがっている」ことになるんでしょうか?(まさか第9条は国民の命よりも大事ってこと?)

国会で、カメラ目線でしょーもないパフォーマンスをしている野党議員の皆さんも、もうちょっと真面目に日本の安全保障を考えてくれよ、と思います。


日本ではなぜ安全保障政策論議が不在なのか (細谷雄一)


話は少しそれますが、2009年に海上自衛隊の海外派遣に反対していたピースボートが、海賊が多いソマリア沖で海上自衛隊の護衛を受けていたという件がありましたよね。

普段主張している通り、「憲法第9条」と「話し合い」で解決すればよかったのにね!
まあ本当のところ、自分たちが言う「話し合いですべて解決できるユートピアな世界」が虚構であるとわかったうえで、一般人を扇動してきたんでしょうけれど。


「一般人を扇動」といえば、今国会前でデモっている学生団体は、単なる学生ではなく共産党の関連団体という話があります。


共産党≒SEALDs≒朝日の証明、大変なことに。(小坪しんや)


これが本当かどうかはわかりませんが、共産党の行動予定にも彼らの名が記載されているくらいですから、無関係とは言えないでしょう。

これ、「戦争反対」という単純な言葉を使って、共産党が無知な一般学生を取り込もうとしているようにしか見えないんですよね。もしそうだとしたら、彼らはこの法案を自分たちの政治的宣伝活動に利用しているだけです。

彼らに賛同して集まった大学生、高校生が、これが純粋な学生のデモではなく共産党がらみだと承知で参加しているのなら構わないのですが、「戦争に反対している私って平和主義でステキ」程度の感覚でいるなら(特に「就職に不利」といわれてビビる程度の覚悟しかないなら)、少し考えたほうがいいんじゃないかな、と思います。


話を戻しますが「戦争ハンタイ」とだけ連呼する人たちは、実際のところ戦争はまだ遠いものだと思っているのかもしれません。でも、日本の周りは今紛争だらけですし、日本でも、例えば尖閣諸島の問題は、いつ本格的な紛争になってもおかしくないと私は危惧しています(というか、もう紛争かもしれませんが)。

先月仕事でニュージーランドに行ったのですが、NZでは中国の南半球進出に対して非常に警戒していました。中国が南太平洋のとある国を経済的に侵略しつつあるそうで、NZでも中国が現実的な脅威になっているようです。

その状況で、現地の人に「日本は近いうちに中国になるだろうから、英語より中国語を勉強したほうがいいよ!」と冗談とも本気ともつかないことを言われてしまいました…。

で、日本に帰ってくると、国会前では「戦争法案がー」と、能天気なことを言って騒いでいるんですから、もう、本当にガクッときました。このままでは彼の冗談がシャレにならない。

そういう実感値が、安保法案に対する反応にも表れているような気がします。


安保改正法を憲法に抵触するのに急いだ理由はコレだと思う(永江一石)


なんだかダラダラと書き連ねましたが、私が最も違和感を感じているのは

  • 日本は現状で「自分たちの安全を他国に任せている」上に、「それが当然と思っている」、「戦争反対とだけ言っていれば戦争は避けられると思っている」人たちが意外と多い

ということです。

自分たちの国を守るためには自分たちが何とかしなければならないのは当然のことですし、また万が一の時に他国に助けや協力を求めるのなら、自分たちもある程度のリスクを負うのは仕方のないことでしょう。

「平和が続いてほしい」といいながら、「自分たちだけは戦争に首を突っ込みたくないから誰か何とかして」というのは、「緊縮財政はもうごめんだけど資金援助はほしい、援助されて当然」と言って世界を驚かせたギリシャと同じなのでは?


ただ、かくいう私も不安は感じています。

一蓮托生の相手がアメリカ様ですから、ホントに大丈夫?いらない戦争にまきこまれるんじゃない?という不安はあります。イラク戦争の時には私も反対しました。

でも、これを突き詰めて考えるなら、日本はアメリカと離れ日本独自の軍隊を持つしかない。スイスのように、全方位に銃口を向ける覚悟をしなければならないわけです。(スイスは中立して誰とも戦わないのではなく、誰とでも戦うって国ですからね)

その覚悟が日本人にあるのか、ということです。

あ、ここでまた「憲法第9条がー」とかいうのはナシね。それは平和主義じゃなくて単なる思考停止ですよ。


そういうことを考えると、今は、安保法案はやむを得ないんじゃないかな、と思うわけです。あー、やっと結論が出た。


日本の安全保障観はガラパゴスであるという事実(宇佐美 典也 )


ちなみに日本の周辺国でこの法案に否定的な見解を示しているのは中国と韓国だけで、あとは歓迎しているとか。中国が反対しているということは、日本にとっては有効な自衛手段だということでしょう。(韓国?何でも反対するからいつも通りです)


そんなわけで、なんだか要領を得ない話になりましたが、某店長さんの「今回の法案に賛成の人の意見を聞いてみたい」という問いかけの一つの答えになったでしょうか?って、私が問われたわけではないんですが(苦笑)、そういうことを言う人が周りにいないのかなあと思ったので。


しつこいですが、安保法案に賛成する人も、戦争なんて望んでいないと思いますよ。それを「戦争法案」と声高に叫んでいる政治家は、安倍さんが戦争を望んでいることにしないと自分たちの存在感がなくなるからそう決めつけて、戦争戦争と連呼するのでしょう。

本当はこの人たちが一番「戦争」という言葉が好きなんじゃないでしょうか。あまり軽々しく使ってほしくないんですけどね。

そんなところです。

私の無知や誤解でおかしなことを書いているところもあるかもしれませんが、素人の個人的な意見ですので、ご容赦を。


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