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鞍馬@西荻窪 で甘皮蕎麦

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鞍馬@西荻窪


写真のみの仮アップだった西荻窪お蕎麦屋さん「鞍馬」、本文追加ですよ。

と、その前に。

ちょっとーーー、朝ドラ「あさが来た」が、なかなかよろしいじゃないの!(いきなり本題と関係ないハナシ)

主人公のあさが、おきゃん(死語?)でアホで、でもけなげで可愛いわぁ。姉のはつも、清楚で凛として素敵。それに男衆もそれぞれ味わいがあって良いですね!登場人物一人一人がみんな可愛らしくて(キャラクターがね)、脚本家さんの作品への愛を感じます。

この前の朝ドラは「この脚本家さん、実は主人公夫婦が嫌いなんじゃなかろうか」などと感じてしまい(肝心の二人に魅力も共感も全く感じられなかった…本来好きじゃないタイプのキャラを無理して書いていたんじゃないかなあ)、本題と関係ないところで妙にハラハラしたのですが(苦笑)、今回は安心してみていられそう。朝ドラにはやっぱり毎朝わくわく楽しい気持ちにさせてほしいよね~ でもすぐに「嫁いびり」が入るんだろうなあ…NHK大阪だからなあ…。


閑話休題。先日名店と名高い西荻窪の鞍馬でお蕎麦を食べてきました!
…と、書いて早々再び脱線しますが、ここのところ、やけに西荻窪づいています。西荻窪は吉祥寺ほど混みませんし、吉祥寺から散歩がてら歩いていけるのも良いです。まあ、休日の吉祥寺の大混雑が苦手だから、というのもあるんですが。


で、鞍馬。

私の日本蕎麦の好みは「ゴリゴリのぶっとい田舎蕎麦」であることは、このブログにたびたび書いていますが、近ごろは、太くなくても田舎蕎麦でなくても、おいしいものはおいしい、という境地に至っております。

といってもやっぱり、色黒の田舎蕎麦にひかれちゃうんですよね~

鞍馬は日本蕎麦通の人たちの間では名が知られたお店だそうで、私もだいぶ前から存在は知っていたのです。

でも、写真で見るお蕎麦は、白い。細い(笑)。これは私のかなり偏ったストライクゾーン外だろうなあ、と、そのまま行かずにいました。

ところがところが、先日、鞍馬に「甘皮蕎麦」という品があることが判明(?)しまして。
甘皮蕎麦ということは、田舎蕎麦なのかな?それとも藪そば風?写真を見ると、普通のお蕎麦より濃い色をしているようです。

んー、この機会に一度行ってみようかしら…


ということで、旦那とともにノコノコと西荻窪へ。お店は11時30分から営業ということで、だいたいそのころに着けばいいか、と吉祥寺からのんびり歩いていきました。

が。

11時15分くらいでしょうか、着いた時にはもう先に数組のお客さんが並んでいたのです!

えっ、西荻なのに?(←失礼だな)

並んでいるのは比較的年齢の高そうなお一人様やご夫婦ばかり。皆さん「蕎麦通」っぽい雰囲気です。わー、噂どおり、蕎麦通の間では有名なお店なのね…。


入り口の灯り


しばらくすると、入り口に掲げられた、店名の入った灯り(あれな何というのだろう)がパッと点灯しました。開店の合図のようです。同時に先頭の人からぞろぞろと店内に。


おっ?

店に入る前には、静かに並ぶ客層から見て仰々しい感じのお店を勝手に想像していたのですが、実際には昔ながらの「街の蕎麦屋さん」風の、庶民的な雰囲気です。しかも意外と小さい。開店前に並んでいた人で即満席になってしまいまいた。そしてその後も次々に人がやってきます。あー、早めに来てよかった


店内に電動の石臼が鎮座


その小さな店内で圧倒的な存在感を醸し出しているのが、電動の石臼。「なぜそれがそこに」という感じですが(笑 普通はバックヤードに置くよね)、ちゃんと店で粉をひいていることを端的に表しているのかもしれません(…単に他にスペースがないだけだったりして…)


さて、今回注文したのは、旦那はベーシックな箱盛蕎麦(大盛)。


箱に入ったお蕎麦


来る前にネットで写真を見て、山形の板蕎麦のようなサイズを想像したのですが、当然のことながら、それよりはだいぶ小さめでした(山形がデカすぎるんですが)。丸い器ではなく細長い箱に入れるのは、テーブルの上で場所をとらないからなのかな?

一方私は… 涼しくなって来たら、やっぱり鴨汁が恋しい!(笑)


秋から冬はやっぱり鴨汁


以前「鴨汁を頼んだら負け。“おいしいお蕎麦”ではなく“おいしい鴨汁”になってしまう」という趣旨のことを書きましたが、近ごろは積極的に負けています。旦那と一緒のときはシェアすれは、普通のつゆでも鴨汁でも食べられますからね!でも、お蕎麦自体がおいしく感じるのは、やっぱり普通のつゆのほうなんですけどね…


で、注目の甘皮蕎麦。
甘皮が入ったお蕎麦ということで緑がかった色かと思いましたが、黒いです。太さもこのお店の普通のお蕎麦よりあるらしく、見た目は田舎蕎麦っぽい感じです。(ところで田舎蕎麦の定義がよくわからないのですが、甘皮蕎麦も田舎蕎麦と呼ぶんでしょうか??)


甘皮蕎麦


食べてみるとぎゅっと硬く、歯ごたえがあります。太めの田舎蕎麦は、歯ごたえが「ボクッ」とするものと「ギュッ」とするものがあると思うのですが(って、これ、非常に個人的な感覚なんですけど)、こちらは「ギュッ」とするタイプ。十割蕎麦だそうですが、ぼそっとさせずにこの食感を出すのは大変なんじゃないのかな…

でも、田舎蕎麦っぽい「野性味」はあまりないんです。蕎麦の香りは強いのですが、上品な感じ。これ、吉祥寺のよしむらの開田と似た印象かも(味が似ているのではなく、見た目と味のギャップが)。甘皮蕎麦はやっぱり田舎蕎麦とは違うのね… 個人的にはもう少しワイルドさがあってもいいと思いますが、蕎麦通の人にとってはこのくらいが程よい「田舎度合い」なんだろうなあ…田舎ではなく「東京都下」程度?(西荻窪は吉祥寺とは違って23区内ですが)


それでね。今回ちょっと驚いたのが、つゆとつけ汁なんです。


鴨汁アップ


鴨汁は、鴨の他に軟らかく煮たネギやゴボウも入ってうまみたっぷりですが、意外なことに甘くないんです。正確に言えば、お店の通常のつゆよりも辛め

鴨汁は甘じょっぱい味が多い気がするのですが、むしろ普通のつゆのほうが甘いくらいです。これはこれでおいしいのですが、ちょっと意表を突かれました。鴨の脂分が浮いているようなこってりのつけ汁ではなかったので、このくらいが良いのかな?

一方、普通のつゆのほうは、他のお店に比べて甘いくらいに感じました。通好みのお店はつゆが辛め、と勝手に思っていたので、この甘さは意外。でも嫌な甘さではありません。さらに味が全体的に控えめで、だし自体もあまり強く主張しないのですが、とにかく、つゆ単体でどうこうではなく、お蕎麦がおいしく食べられる味なのです。かえしのバランスが私の好みなのかもしれません。

普段はだしの味が濃いめのほうが好みなのですが、こういうスッキリしたのもいいですね!

あ、あと、テーブルに黒七味がありました!黒七味、おいしいですよね。でもお蕎麦屋さんで黒七味は珍しい気がしますが、そうでもないのかな?
「鞍馬」という名前といい黒七味といい、店主さんが関西のご出身なのかな…


黒七味!


まあそんなわけで(どんなわけ?)、今回は鴨汁以上に普通のつゆが美味しかったな。

後で思ったのですが、このお店は、甘皮蕎麦よりもまず普通のお蕎麦を味わってみるべきだったかも。やはり一度は、その店のベーシックなものを食べてみなきゃ、ですよね。


とまあ、世の蕎麦通の人が読んだら「なんだこりゃ」となりそうな感想ですが、西荻窪の名店のお蕎麦、まずはいただきました。いきなり甘皮蕎麦でしたけど!

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