« 新嘗祭と我が家のお米の話 | Main | kibi cafe(キビカフェ)(移転・閉店) »

これなーんだ?…弁天様への供饌菓子(唐果物・唐菓子)

吉祥寺のランチ情報をお探しの方は吉祥寺のランチ情報のカテゴリー一覧からご希望のジャンルをご覧くださいね。(スマホの方はページ下部に出てくるカテゴリー一覧をご覧ください)


さて、写真のみの仮アップでしたが、本文追加です!


弁天様への供饌菓子(唐果物)


先日、とあるご縁で、井の頭の弁天様にお供えされた供饌菓子のお下がりをいただきました。

井の頭弁財天では毎年11月に「浴酒供修行」という大事な行事があるのですが、どうやらその時の供饌菓子のようです。下さった方は「何でも有名なものらしいんだけど…」と言っていましたが、ご本人も、このお菓子の詳しいいわれなどはご存じないご様子。

それが何なのかはよくわからないまま、ありがたく、小さな包みをいただきました。


いただいた御供のお下がり


こんな、小さなひょうたんのようなものが、半透明の紙に包まれています。なんだろう?お饅頭…にしては固いし。

で、包みを開けると、


ギョッ!


謎のお供え物!唐果物だそうです


な、なんかすごいモノが出てきたぁ!


この形がなにやら呪術的というか…いや、密教の行事で使われるものならあたりまえかなあ… でも何やら、すごく大切なものをいただいてしまった??

うわーー、なんだろう、これ。

さすがに気になって調べたところ、これ、唐果物(からくだもの)とか唐菓子(とうがし)などと呼ばれるものの一種で、1000年前に唐から伝わったお菓子なのだそうです。
当時日本には人の手で作ったお菓子はなく、そもそも「菓子」という言葉も果物や木の実のことだったんだとか。そこに唐から粉を練って様々な形に作られたモノが渡ってきて、非常に驚いたそうですよ!そして、それらを「唐から来た果物」ということで、「唐果物」「唐菓子」と呼ぶようになった、ということらしいです(すごくおおざっぱな説明です、スンマセン)。

つまりこれ、1000年前の最先端スイーツだったわけですね(笑)


ちなみにこの唐果物、固くて厚めの皮を揚げたもの中に、甘さがごくごく控えめのこしあんが入っていました。このこしあんが、シナモンのような香りがして、意外なほどおいしいんです。いやホント、普通に食べてもいい感じ(笑)

でもお供え物ですから、単なるスイーツというわけではなく、これとよく似た唐果物を今でも作っている京都のお店の紹介によると、私がシナモンと思ったのは様々な種類のお香(今でいうスパイス?)らしく、これ自体にお清めの意味があるようです。


神秘的な巻き巻き模様


しかし、この形も…なんというか、きれいだし、迫力があるというか…「ただものではない」雰囲気を漂わせてますよね!

井の頭の弁天様のこれは、渦巻のようなひだが五つですが、京都のお店のものは八つ。この数には意味があるそうですから、弁天様の五つにもおそらく意味があるのでしょう。(ところでこの唐果物は誰が作ったんでしょう…本坊の大盛寺の方?)


いやあしかし、いくつになっても世の中知らないことだらけだなあ…なんて、どこか神秘的な形の唐果物をモグモグ(!)いただきながら思うのでした。
弁天様、ありがたく御相伴にあずかりました。(って、私がお供えをしたわけでも修行したわけでもないのですが、ちゃっかりスミマセン)


弁天池はただいまかいぼり中


ちなみに弁天池のかいぼりは、数日前にはこんな感じでした。

弁天様の前身はインドの水の女神ですから、弁天池の水が、このかいぼりできれいになるといいですね。

|

« 新嘗祭と我が家のお米の話 | Main | kibi cafe(キビカフェ)(移転・閉店) »

今日の一枚」カテゴリの記事

吉祥寺・井の頭公園」カテゴリの記事

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事