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「宵の実」で心穏やかに

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宵の実


今日、どうにも落ち着かない出来事があり、いつかのリュモンコーヒースタンドの時のように、あらぬ時間にフラッと外に出ました。

フラッと、といってもそんなに長い時間仕事場を離れるわけにはいかないのですが、どこかで心を鎮めたい…

そこでふと思い立ったのが、前々から気になっていた(このフレーズ、このブログで見飽きましたよねっ!スンマセンねっ!)、五日市街道沿いの「宵の実」でした。

ランチとブランチのお店、ということですが、いくつかのおかずをお皿にのせた「スパイスプレート」が人気のようです。なんでも、お皿の上でおかずどうしがまじっても、おいしく食べられるようにできているとか。

今回はお昼は既に食べてしまった後だったのですが、飲み物やスイーツもあるとのこと、どんなお店か偵察(?)がてら行ってみることにしました。


ちなみに場所は、かつて「ダーチャ」があったところです。あそこ、不思議な空間だったなあ…


ダーチャ


ご参考までにダーチャの写真↑。サークルの部室っぽくてユニークなお店でした。


で、その印象を頭の片隅に残したまま、おしゃれとは縁遠そうなビルの一角を訪ねると、

えっ。

なんだか、しゃれた雑貨屋さんのような、ショールームのような、ひょっとするとヘアサロンのようにも見える…「スパイス」という言葉のイメージとは少々異なる雰囲気の入り口です。
(あ、入り口の写真はないので、皆様の脳内でイメージを補完して下さい 笑 お店の雰囲気はサジロカフェkibi cafeにも似ているかも)。

ホントにここ?と恐る恐るドアを開くと、フッと、スパイスのいい香り

あっ、やっぱりここだ(笑)

でもこのスパイスの香りが…なんというのかなあ、一般的な「食べ物」とはちょっと違う香り。グワーッと食欲をそそるアジアチックなスパイスの香りじゃないんです。もっとこう、澄んだ香り、とでもいうんでしょうか。


不思議な清涼感のある店内には、静かな音楽の他には物音がしません。

あら、お店の人は…と思ったところで、オーナーさんと思しき若い女性がふと顔をみせました。

お好きなお席に、と言われ、店の奥、窓際の席を覗くと、なんと既にお一人様の先客が

えーーっ、この静かな店内に、実は人が二人いたんですね。この静けさ、図書館、みたい(笑)


この静寂を破るのが申し訳なく、先客さんから一番遠い、入り口そばの席へ着座。

さて、何にするか。スパイスのいい香りに誘われスパイスプレートが食べたいところをぐっと我慢し(笑)、迷った挙句、「スパイスティー」と「豆乳クリームとフルーツのソース」なるものを頼んでみました。


「スパイスティー」と「豆乳クリームとフルーツのソース」


これがね。なんと飾り気のない(笑)

ちょっと飾り立てたくなりそうなところを、どちらも極めてシンプルな姿で登場しました。

でもよく見ると、ブルーグレーの器がいちごのソースの赤を引き立てていて、とってもきれいなんです。


いちごソースの赤がきれい


これを見て、私、このオーナーさんが好きかも、と思いました(笑) こういうところ(見た目だけ飾り立てないところ)に人柄が出ますよね。

この「豆乳クリームとフルーツのソース」というのは、ヨーグルト状の豆乳の上にイチゴのソースがたっぷりかかったものなのですが、フワフワしたクリームと甘酸っぱいイチゴの組み合わせが心地よい、やさしい味の一品です。

実は、この「豆乳クリーム」というのが何なのか、どうやって作るのか、と考えながら食べたのですが…あわよくば真似しようと(笑)…、でも、結局よくわからなかったです!(笑) まあ、おいしかったからいいや。


そうそう、単品の写真はありませんがスパイスティーも良かったです。名前の通りスパイシーなミルクティーなんですが、チャイとはまた違って、スパイシーな香りの中に、フルーツのような花のような品のある香りが混じっています。これ、おいしかったなあ。

これはきっと、ランチのスパイスプレートも期待できそう。次回はぜひランチに来たいと思います。


カトラリー立てがカッコイイ


そして、このお店で一番良かったのは、独特の空気、静寂さでした。

北向の窓で、お店全体の視覚的な彩度が低いせいもあるかもしれませんが、なんかこう…、静けさと、スパイスのいい香りと、ヒーリング調のBGMも相まって、気持ちがスーッと鎮まっていくような空間なのです。まさに今日の私にぴったりだった…

といっても、その時にいるお客さんによってお店の空気は変わりますから、この時がたまたま、私にとってベストなタイミングだったのかもしれません(お一人様の先客の方、ありがとうございます!)。

でもいずれにしても、私にとって「素敵なお店」であることは間違いなさそうです。

ここは誰かと一緒ではなく、一人で訪れて、思う存分ゆっくりしたいな。


お店の雰囲気が好き


この時間と空間にゆったり浸りながら、ふと、「ここは誰のためのお店なのかなあ」と、普段考えないような疑問が頭に浮かびました。

「誰のため」というのも変ですが、どんな人が訪れ、どんな人に好まれることを想定して作ったお店なのかな、と思ったのです。

そして、多分この空間は、オーナーさん自身のためにあるんだろう、と。誰よりもこの場所が好きで、誰よりもここに浸っているのは、オーナーさんなんじゃないかな、と感じました。


そういうお店、素敵ですよね。


で、もし自分がカフェを作るとしたら、どんなお店になるのかなあ、と、これまた妙なことを考えたりしました(笑)

うーん。

ハコをどんな素敵にしたとしても、多分わらび餅とかおはぎとか、お汁粉なんかを作っちゃって、「おばあちゃんのお店」みたいになっちゃうんだろうなあ(笑)


宵の実


※とても素敵だったからつい紹介してしまいましたが、ここはあまり人気になってにぎわってほしくないというか(苦笑) あの空気のままでいてほしいなあ。


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